ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

誰かの考えを読むか、誰かの考えを示した本や記事を読んだ人の考えを読む、それがなんだ?

否が応でも毎朝5時半には目が覚めてしまう。

これは多分年齢のせい。後天性年齢過多症ww

 

相方もまだ寝息をたてている。

あまりバタバタするのも顰蹙を買うので、デスク脇のメダカに餌をやってからパソコンに向かってメールなどをチェックする。返事が必要なものはオフィスに出てからにしようと決めているので時間はまだまだ沢山ある。

 

  *   *   *

 

ソーシャル系のツールを開く。

facebookでは、世界中の友達の自身の考えや感想、彼らが”like"な事柄、彼らが皆にshareしようと思った事柄、読書感想、映画の感想や宣伝。。等々が、次々とtimelineに現れている。それらに目を通した私もいくつかの友達の意見や感想にlikeを表明する。友達がlikeやshareをした事柄で同調するものには同じように私もlikeを表明し時にはcommentを書き込む。

 

次はTwitter

私が140文字のつぶやきを知りたいと思った世界中の人々の考えや感想、彼らが皆に広めたいと思った事柄、読書感想、映画の感想や宣伝。。等々が、次々と呟かれてtimelineに現れている。それらに目を通した私はいくつかの友達の意見や感想をお気に入りに登録する。友達がretweetをした事柄で同調するものには返信したり、時にはコメントを添えてretweetしたり

そうして、誰かの考え、誰かの考えを示した本や記事を読んだ人の考え、それに同調するサイン、「それに同調する考え」に同調するサインが、ソーシャルネットワークの上に拡散されていく。

 

だからなんだ?

 

結局は、誰かの考えを読むか、誰かの考えを示した本や記事を読んだ人の考えを読むかして、時間が過ぎて行くじゃないか?

こんなことをしていないで私も自分の考えを発信しなくてはいけない。。。

 

マウスを動かして、facebookに戻る。

昨日の仕事で考えた事、夕方のカフェで一息つきながら思いついた考え、時事ニュースでの出来事や論説に感じたことを、発信していく。すぐにlikeがつくと嬉しいものである。コメントをもらうとそれに答える。嬉しいものである。そうだ。私の考えに誰かが同調してくれる。これは素晴らしいことだ。私は、私の思考は、誰かと繋がっているんだ。なんて孤独でない世界。What a wonderful world!

 

 

そうなのか?

私は自分の考えをfacebooktwitterで発信しなくてはいけないのか?

 

もうこの考えすら自分の考えだったのか、どこかで読んだ考えだったのか、どこかでこれを読んだ人の感じた考えだったのかすら、わからない。知識はもう繋がっている。検索すれば大抵のことは出てくる。

 

ソーシャルツールのタイムラインには、自分と似た考えが溢れてくる。たまに反対の考えが出てくると、凄い違和感、不快感から噛み付きたくなる。そして、炎上する。疲れる。やがて反論は避けるようになる。こんなところで戦いたくない。所詮文字の世界。ここだけでイキんでも変化は乏しい。

仕事を変えたいなら営業に出なくては。

社会を変えたいなら政治的に活動しなければ。


  *   *   *

 

やがて、目覚ましが鳴り、6時半。ニュースが聴こえてくる。

近所の小学生が道路でサッカーボールで練習を始めた音がする。

私も、リアルなタイムラインに身を投じよう。