ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20130801 問題は誰かが一度だけ解決する

【ODRピックアップ】20130801 問題は誰かが一度だけ解決する

 

今、一生懸命検索してみたのですが、どうしても見つかりません。

何が?って、この記事のタイトルのフレーズが書いてあった書籍です。

(※Life with UNIX

この本だったと思うのですが既に手元になくアヤフヤです。

http://www.amazon.co.jp/Life-with-UNIX

 

確か、最初に某巨大電話会社の新入社員の方々向けに、青少年センターでC言語の講師をやっていたころでした。まだ普及したてのC言語の教科書ーリッチー&カーニハンの「プログラミング言語C 第2版 B.W.カーニハン/D.M.リッチー 著 石田 晴久 訳 共立出版 発行 1989年6月 343ページ 2718円(本体)」が、バイブルだったころ、UNIXについての書籍で、柔らかく書かれていた本がありました。その中の最も印象的なフレーズがありました。それは。。。

 

「問題は誰かが一度だけ解決する」

 

当時コンピュータシステムは、大手メーカーが本体からモニター、オペレーティングシステムから、アプリケーションまでを提供して、所謂囲い込みが主流なマーケティング戦略だったころですから、世界中のエンジニアがプログラムをボランタリーに提供して、共用し、システムを作り上げて行く思想のUNIXの本質を一言で言い表したこのフレーズには衝撃を受けたものです。以来、当時所属していたIT会社社内でも、オープンシステムへの移行を企画提案し、微力ながらその方向への推進力になったと思っています。ただし、提携していたメーカーからは大目玉をくらい、暫く出入り禁止になりましたが。。。w

 

「問題は誰かが一度だけ解決する」つまり、必要なプログラムは、なければ開発するしかありませんが、ひとたび開発し組み込まれれば、もう同じようなものを造るのはナンセンス。多いに利用していこう、誰もやっていないものなら、造ろう、そして発展していこうという考え方でした。

 

あれから二十数年。オープンシステムの考え方は既に標準的なものとなっていますが、最近では、コンピュータシステムだけでなく、仕事の仕方にも、この「問題は誰かが一度だけ解決する」的なスタイルが現実のものとなってきているようです。

 

 

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http://coconala.com/home

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ちょっとしたことだけど、それなりのスキルがいる場合があります。しかしそれを習得するために時間を使う程でもない。そんなとき、あなたの些細な得意技でも、誰かの役に立てる。。。

 

もっと専門的な本格的なスキルのクラウドソーシングも提供されています。

イーライリリ社が、2001に立ち上げた研究開発上の問題解決のためのサイト、Innocentiveは、より高度な研究内容のクラウドソーシングサイトです。

http://www.innocentive.com/innovation-solutions/products-services-overview

 

様々な研究成果が数万ドル以上で提供されています。https://www.innocentive.com/ar/challenge/browse

例えば血管の移植などでも。

https://www.innocentive.com/ar/challenge/9933370

 

 

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https://www.spinlister.com/search?utf8=✓&q=tokyo&heigh

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そんな理由で徐々に普及しているようです。

 

こうした知識、ノウハウ、ビジネスのネットワーク上での取引は、新たな責任問題、門的な問題、知識流出の問題を孕んではいますが、UNIXが実現した

「問題は誰かが一度だけ解決する」

これは、これからのキーワードになるように感じています。