ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20130926 右があるから左がある

【ODRピックアップ】20130926 右があるから左がある

 

隣国で衝動的犯罪が増加しているらしい。

http://news.livedoor.com/article/detail/8079879/

記事中、東国大学警察行政学科のクァク・テギョン教授は「常に自分が正しく、自分を威嚇する相手を敵と見なして直ちに懲らしめようとする極端な利己主義がはびこっている結果だ。また、急激な経済的変化や社会的葛藤の中で、相手への思いやりや対話という文化が衰退しているためだ」と分析しています。

 

ポイントは、”常に自分が正しく”の部分。これは同国に限らず、私自身にも言える落とし穴。勉強すればする程、この穴に落ちて行く可能性が高いように感じます。

 

最近では、政治的政策的な論争もWeb上のコミュニティで沢山目にする事ができます。憲法解釈、改憲、秘密保全法案、原発の是非、再稼働の是非、オリンピック招致等々。。

私も含めて、結論ありきの情報の取捨、論理構成、論理飛躍、曲解、過少評価、過大評価に走りがちのきらいが目に付き、またこれがなかなか気がつけない、反省できない。オンラインでソーシャルメディア上での掲示板的なメディアでは、前提を一々書く訳ではありませんので、発言自体も断片的になります。ちょっとした論争(思い起こせば、これはまさにODRの始まりでした。もう10数年前パソコン通信の時代から!)は、頻繁に発生し、普段は仲良しの友人間でも、ある種の問題では真っ向対立の図式も少なくありません。ヘタレの私は、最近では、意見は述べるもののぶつかりそうだとさっさとしっぽを巻いて黙りを決め込んでいます。

 

前述の某国では、我が国に対しての”アンチ”教育は報道されていることをベースに考えると、”自国が正しくやつら(日本)はとんでもない”となっているようですから、推測するに、”常に自分が正しく、自分を威嚇する相手を敵と見なして直ちに懲らしめようとする”気運は、その件に限らず身に付いてしまっているのではないかと推測してしまいます。日本に向けてだけではなく、自分の周囲にも、”常に自分が正しく〜直ちに懲らしめようとする”クセがついてしまっているのではないかと。。。

 

ディズニーアニメ「王様の剣」で魔法使いマーリンが魚になった幼少のアーサー王と唄う唄。(アニソンの真理 http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2010/02/13/

”♪歌詞はリンク先参照♪

 

つまりは、世の中は相対的なもの。自分の位置だって、見る場所によって左になったり右になったり。ある立場の正義は、反対の立場の悪にもなりうる。ある立場の合法はそれによって不利益を被る側からは不法かもしれません。

”あらゆる思想も相対的なのではないでしょうか。

 

相対的であることを意識できないと、”常に自分が正しく、自分を威嚇する相手を敵と見なして直ちに懲らしめようとする”ことが、正義の実現であり、徹底的に征伐することが唯一の手段となってしまいます。

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おもてなし、譲り合いの国、日本は、それが体感的に理解できる国だと思うのです。