ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20131024 無料化と広告とブロックの行き着くのは

【ODRピックアップ】20131024 無料化と広告とブロックの行き着くのは

 

ヤフーは、10月7日の新戦略発表会で、ショッピングサイトの無料化を進める施策を発表しました。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131007_618486.html

 

「無料」化施策では、これまで有料だった以下の費用を無料とするそうです。

Yahoo!ショッピングの出店料(初期費用2万1000円、月額費用2万5000円)、

売上ロイヤルティ(売上の1.7~6.0%)

ヤフオク!ストア出店料(月額1万8900円)

個人の出品時の手数料(10.5円)

「Yahoo!予約」飲食店に対する予約成立時サービス利用料

 

「自由」化施策では、

出店ストアは顧客へのメール送信を自由化

自社サイトへの送客(リンク)自由化

を自由に行なってよいとしています。

これは随分と思い切った戦略転換。最大手の一つであるヤフーショッピングがこれをやると、同業のビジネスモデルにも大きな影響が出てくる可能性があります。

 

しかし。

そうなると、この分野のビジネスはいったいどこで儲けるのか。どうやって収益を得るのかということが大きな疑問となりますが、ここは規模の論理。集客力もある同社サイトで無料化を進めれば、出展者が増え、そうなると広告出展が増えて行くだろうと見込んでいるそうです。なるほど。

確かに、同社はかつて、Yahoo! BBでモデムを配って、それによってインターネットに接続する層が一気に増えたことは確かです。ウチの義姉も、そのタイミングでインターネットを使うようになりました。長続きしているかは別として。

同じ考え方で、出店を増やし、参入を増やし、eコマース(電子商取引)を増やしていくことで、広告収入を増やす。。。規模では楽天と双璧をなす同社がこの戦略を成功させると、小規模ショッピングサイトは太刀打ちできなくなる可能性もあります。

 

でも。

インターネットをやっていて、ちょいちょい出てくる広告は邪魔に感じることも多いです。取り分け動画入り、音入りの広告、マウスオーバーで突然ズームされる広告、ポップアップで複数のWindowが展開される広告。。。そして結果的にメモリを消費して全体の動作も遅くなり、広告を消すのにも時間がかかり始め、やがては動かなくなる。。

無料になったはいいですが、広告が乱立するとショッピングどころではありません。

こんな状況を回避してくれるのが、広告ブロックプラグイン!!これをONにすると、ある種の広告は出てこなくなり、一件落着。。。?

 

普及する広告ブロック:ウェブビジネスは生き残れるのか

http://wired.jp/2013/09/27/adblock/

 

我々がインターネットで無料で使用できる恩恵を受けているのはブラウザを始め、動画サイトや情報サイト、Q&Aから価格比較サイトなど様々。実際これらは広告で成り立っているものが多く、広告をブロックされると広告収入が減ります。記事中でGoogleは広告ブロックによって8億8,000万ドルの損害を被ったため、広告ブロックの会社に費用を支払ってある種の広告をホワイトリスト化して表示されるようにしてもらったとかなんとか。。。(否定されているようです。事実かどうかはあやふや)

 

無料で使うからには、少しは広告も見ましょう。そうでないと、違う形で課金されるか、素晴らしいサービスが維持できなくなって消えてしまうか。。それは私たち利用者にとっても、よいことではありません。