ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20131212 盗聴と隠蔽とスパイチップと秘密保護法

 

【ODRピックアップ】20131212 盗聴と隠蔽とスパイチップと秘密保護法

 

先日、技術的な打ち合わせで来日したイスラエルの技術責任者とは、5年以上もメールと電話でやりとりしていましたが、会ったのは初めてでした。それなのに、随分と話の行間がわかる感覚を覚えいました。「初めまして」なのに、「よく知っている」。1858年に、米国のブキャナン大統領と英国のビクトリア女王が、大西洋を隔てて通信してから150年。いまでは、インターネットを通じて瞬時に、会話だけでなく、映像も送受信できる通信技術があればこその、恩恵です。

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日本経済新聞 11月3日朝刊の中外時評では、「情報を巡る米中の暴走 − かたや盗聴こなた隠蔽 − 」という記事を掲載しています。例のスノーデン氏の暴露で明らかになった外国指導者の盗聴。メルケル首相らが米国を非難したとに対して、中国は自営措置を強調し、こちらは、アクセス制限を始めとする情報隠蔽と歪曲を露にしています。

 

隠蔽の中国が攻撃に転じたか?と思わせるネット上の報道。

ロシア税関で中国のスパイチップ入りやかん押収

http://www.gizmodo.jp/2013/10/_choi.html

中国から輸入したアイロンからWifi経由でスパム攻撃するチップ発見

http://gigazine.net/news/20131029-spam-chips-hidden-in-iron/

どちらも、スパイ映画と見まがうようなニュースですが、少し前にイギリスで、中国製レノボのスパイチップを報じていて(http://blog.livedoor.jp/aokichanyon444/archives/54564282.html)、そこまでやっているのか?と思いもしますが、高齢者の安否確認をする機能を持ったWifi接続可能な家電が存在することも事実なので、現時点では断定はできない模様です。

 

 

日本では、秘密保護法案が閣議決定されhttp://blogos.com/news/Secret_Protection_Law/ 報道の自由や知る権利などの議論を経て、成立しました。

”「防衛」「外交」「安全脅威活動の防止」「テロ活動防止」の「国の安全保障に著しく支障を与える恐れがある」4項目について特定秘密と指定し、漏洩の罰則を強化する案に対して、「特定秘密」の拡大解釈懸念、国民の"知る権利"の制限、情報公開への障害となる懸念があると、弁護士会やマスメディアから反対の声も根強い。”とされています。パブリックコメントにも多くの意見が集まっています。

9.11テロの際に、米国の主要機関が拠点を移した際の機密を、時の某大臣がマスコミに暴露してしまい米国からの信頼を一気になくした経緯や日常のビジネスでの会話でよく聞く、「ここだけの話」での”お気楽”な漏洩、時折交わされる”秘密を特定できない”守秘義務契約などに触れると、”秘密”への関わり方を見直すべきだと思う反面、原発放射能汚染などの情報が正しい形で公開されないのではないか、秘密の範囲が不明確で恣意的な運用をされるのではないかという懸念にも頷けます。

”いつか来た道”という懸念も、感情的にはわかりますが、懸念は避けるのではなく、乗り越えて行くだけです。

 

参考:池田信夫教授の条文解説

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51879662.html

 

参照:法務がHOMEにやってきた 「それは秘密ですか?」http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2013/06/03/4197.php