ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20140227 IT投資は増えて行く

【ODRピックアップ】20140227 2014年もIT投資は増えて行く

 

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モルガン・スタンレーのCIOを対象にした調査によれば、2014年も欧米の中堅企業、大企業はITへの投資を、米国では4.8%、欧州では3.7%、増加させる傾向にあると報告されています。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/IDG/20140116/530126/?ST=cio-management

弊社を含めたITを生業としている会社にとっては、こうした報告は明るい気持ちにさせてくれます。

 

投資分野はというと。

やはり上位にくるのは、クラウドコンピューティング今後は、オンプレミスのサーバーからベンダーのデータセンターに移行する検討あるいは準備の動きが出て来そうです。

 

「オンプレミスのサーバーで稼働している割合は、現時点では70%だが、2015年末には61%まで減る見通しだ。パブリッククラウドで稼働するワークロードは、現在の10%から2015年末には18%まで増える。マネージド・ホスティング・サービスでの稼働は7%から9%に増え、コロケーション施設での稼働は13%から12%に減る。」

 

そしてビッグデータという言葉に代表されるデータ分析。プライバシー関連の法整備に課題もありますが、先行投資する時期と見なされているようです。関連して、データウェアハウス、ビジネスインテリジェンスも重点分野。

ERPは、基幹となる投資分野なので継続的です。

プロジェクトの観点から見た場合に、投資継続するのは、ミッションクリティカルシステム=これはERPへの継続投資と重なります。同じく、情報漏洩や不正アクセス防止も重要で、セキュリティ関連へも投資が維持されそうです。

 

反対に、パソコン、モバイルデバイスなどは、投資優先順位が低いとされています。これは、それほど頻繁に買い替えなくても十分使えることが一般的になっているからでしょうか。ただし、XPのサポート終了が迫っています。まだ、継続的に使おうとする企業もありそうですが、最低そこは計上しておいていただきたいところ。

 

全体的に、それ以外の新規プロジェクトへの投資は抑制気味になっているようですが、アウトソーシングへの投資は、これまでとは異なる傾向も観られています。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/IDG/20140204/534393/?ST=cio-management&P=2

ひとつは、自動化。アウトソーシングによる人件費抑制だけでなく、アウトソーシングした作業の自動化が要請されてくる傾向になっています。例えば、アウトソース先で人件費となっていた部分を自動化することによって、費用を抑制することが求められるようになるでしょう。データ分析の自動化やリモートメンテナンスの更なる活用などが可能性としてあげられます。

また、アウトソース先によるクラウドの活用を進め、投資抑制の要請に対応する必要がでてくるでしょう。加えて、サーバー系、ネットワーク系、アプリケーション系を1社へのアウトソースでコントロールし、管理コストを抑制してきましたが、それぞれのアウトソース先に、事業者間の協力連携を契約義務とする形態もでてくる可能性があります。それにより管理コストの重複を抑制することが目的です。(しかし、この点は難しい要素がありますので、懐疑的です)

 

日本では、XPのサポート終了に加えて、消費税率変更への対応もせまっております。

タイムリーに、「早すぎず遅すぎず」が理想的ですが、やはり早めの計画と実行が、望まれます。