ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20141023 期待の自転車なれど

【ODRピックアップ】20141023 期待の自転車なれど

 

昨年から、夏場に故郷の沼田市で開催される自転車の中距離レース「望郷ライン センチュリーライド http://blcr.jp/」に参加しています。

ロングライド(110km)、ミドル(78km)、ショート(40km)、エンジョイ(18km)からなる”楽しく走るサイクリングイベント”(といいますが、ショートまでは、ヒルクライム!)です。

東日本震災以来、自転車は、都市部で災害時にも有効で、省エネルギーな足と再認識され、各地で自転車で走れる自然豊かな川沿い、海沿いのコースが開設されたり、サイクリングイベントが開催されたりしています。また、自転車専用の車線を設けた札幌市や、しまなみ街道では、海を渡る自転車レーンも話題になりました。東京都では、2020年の東京五輪までに、自転車道を充実させる計画なども浮上しています。

こうしたブーム的自転車の普及?は、日本だけではありません。先のオリンピックでも自転車の多さとその速さが話題となっていたロンドンでは、車と自転車の戦争http://cyclist.sanspo.com/152877 とまで表現されているほど、熱い状態になってもいます。

記事によれば、ロンドンの通勤自転車の速度は、20km〜30km。歩道をちょろちょろ走る速さではありません。信号待ちでは、車の停止線の前に設けられた自転車用の待機エリアがあり、信号が変ると飛び出すのは自転車です。追い越しは、車の右側から、二段階右折の義務もなく、自転車の一団が途切れるまで右折できない車のイライラもつのっているそうです。

自転車は、車の代わりにできるから、環境にいいのであって、歩行者より速いだけでは、結局車は減らないと考えられています。故に、続いては、自転車専用レーンの開発に繋がっていきます。ロンドンでは、スカイロードなる自転車専用の高速道路の構想まで出てきています。

日本ではどうなるでしょうか。

私も、都心の移動には”なるべく”ロードレーサーを使っていますが、実は、思った程使えていないのが実情。その理由は、時間です。立地によっては、例えば、半蔵門から皇居を挟んだ八丁堀へ行く場合は、地下鉄より圧倒的に自転車が速い場合もありますが、ある程度の距離があったり、途中に上り坂があるような場所だと、自転車より地下鉄のほうが早くつくので、時間に余裕がないと自転車を選択できません。前後の予定などから、快晴の自転車日和であっても、実用的には自転車が使えないことが意外と多いのです。

 

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ロンドンでは、2009年にスーパー自転車レーン12本整備が打ち上げられましたが、いまだに4本と尻窄み状態だそうな。

日本でも、今の気運が尻窄みにならないよう、サイクリングレジャーに留まらない、「都市の自転車文化」を意識して行きたいものです。それはもしかすると、ビジネスのスピードや、その構成を見直す必要もあるのかもしれません。