ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20141030 文句を言う人

【ODRピックアップ】20141030文句を言う人

 

今から二十数年前。人事異動で配属された企画部門

歓迎会で”問題点”を捲し立てる私にその上司は微笑みながら言いました。

 

「私はね。30歳過ぎてまだ愚痴や組織への不満を言うヤツは信じないことにしているからね。貴方は幾つ?30?じゃあ、まだね。。。」と、御猪口を口に運び、「来年はダメよ」と、酔ったのか座ったのかわからない眼光を覚えています。

 

当時私は30歳直前。勿論、もともとその上司は私の年齢を知っていたでしょう。配属されてきた私に方針をやんわりと伝えたのです。実はそのとき私はあまりピンときていませんでした。経営サイドになってからも愚痴を言っている”だけ”であることの問題点を。。。

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先日、以前一緒に仕事をした人達と再びお仕事をご一緒させていただくことになり、久しぶりに親睦をと下町に繰り出したのですが。。。アルコールが進み店を変えると、その幹部は自社の不平不満をこぼし始めました。

 最初は"改善アドバイスが欲しいのかな?"と思って受け答えしていましたが、「貴方は、外から見ているのでわからない」と言ってまた延々と愚痴を聴かされることの繰り返しとなりました。飲みにいって他所の会社の内部のことに対する愚痴を聴かされ、アドバイスも受け付けないという状態ほど自分にとって不毛で時間の無駄はありません。

若者ならまだしも役職についた幹部あるいは幹部予備軍からのそうした改善事項は全て各々自分自身の仕事のテーマです。そうしたことも含めて職責を委ねられ、責任を持ち、かつ、改善を起案して、実行することが仕事になったのです。

お酒が入るとつい不満がクチをついてでてくるのはよくわかります。前述の上司のいう30歳という年齢そのものに意味があるのではなく、そのくらいの年齢になり、文句や愚痴を言っていうのではなく、どうすればその愚痴の原因となった問題が改善できるのかを考えなければいけないのです。

不正をチェックする仕組みがない?ないとわかったら、それを作るのが仕事になります。

改善しようという意欲を持つ人がいない?では、その育成が仕事でしょう。

 

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要は、”誰かのせい”にするか自分の問題として取り組むかどうかの問題。結局やらなければいけないことは、やらない限りなくならないし、そして、部長職ならば、自分自身でやるもよし、誰かにやらせるもよし。その権限も与えられている筈です。誰かにやらせるのも、ただ問題点を口に出しただけでは先へはすすみません。

 

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「部長職、管理職になったら、愚痴を言うな、不平不満を口に出すなということですか?」

 

違います。

 

愚痴を言うのではなく、その原因を取り除くことも仕事のウチに入ったということです。