ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20150129 クラウドのせいにしたくなるけど

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【ODRピックアップ】20150129 クラウドのせいにしたくなるけど

 

ものもちがいい私ですが、流石に15年も同じ車に乗っているといくら手放したくなくてもガタがきます。最近では、15日に一度はラジエータの冷却水を補充しないといけないですし、燃費は市街地だと4Km/リッター、帰省で関越を往復しても7km/リッター。更には急ハンドルを切ると足回りが軋む音で周囲が振り向くくらい(これは修理済)。ついに買い換えを決意して、今は納車待ちです。

ちょっとしたカスタマイズでデカールによるアレンジを依頼してあるのですが、昨年末に予定の色に出来ないと連絡があり、「冗談じゃない!だったらキャンセル」と苦情を言った結果「なんとか特注します」となりました。ところが、年明け早々納車の筈が、「シール業者への発注が成されていなくて、2週間遅れとなります」とセールス担当からおわびの電話。まあ、怒り狂っても気分が悪いのでそれは受け入れましたが、その後1週間前になってまたメールが入り、「業者が間違ったシールを送ってきた」とまたも遅れるような気配。流石に文句をいいました。

「うーん。。。あまりに杜撰ではないか?楽しく購入したいのでステッカーが特注になる件、及び最初の遅れは目をつぶったがその後の2週間遅れ、さらにまた25日納車が難しいとなったのか?ステッカー業者が間違えたのはこちらに関係ない事情だし、間に合わないことの前にどうにかする努力をするべきではないのか?かなり不快感がある。」

自分の業種でもそうした事情はよくあるので、気持ちは充分わかります。

ここで問題にしたいのは、遅れそのものよりも、自社が依頼している関係会社の仕事に関係したことが即納期に影響してしまうことを、”自分たちのせいではない”ニュアンスが感じられたからです。

 

転じて自社。

ある晩遅く、弊社が提供するクローズドなSNSサービスが0時を堺にアクセスできなくなりました。幸い発見したのは自分自身で、すぐに原因を調査したところ、設置してあるクラウドサービスでの緊急メンテナンスのニュースがあり、いち早く利用者へのメール連絡をしてご迷惑はおかけしたものの、事無きを得たのですが、そもそもこうなってしまったのは、借りているサービスのメンテナンス情報をキャッチしていなかったからに他ありません。すぐに改めてサービス提供のための情報把握を見直しを実施しました。

データセンターあるいはクラウド以前(といってももう随分前)は、サーバーといえば自社で調達して、自社のサーバー室に設置するか、お客様のサーバー室に設置するかしか選択肢はなく、そうなれば自分たちの”実施する”サービスとして、温度管理やメンテナンスを把握、実施していました。故に前述のようなマヌケな状況はなかったのです。機器も高くて維持コストもかかりましたから、その分、無駄にならないようにしっかりと管理するクセがついていたと思います。

しかし、クラウドではコストは破格の安さな場合が多く、サーバー周りの管理の苦労も降り掛からず、しかも、信頼性も高くなっていて、ついつい、先日のような油断を招いてしまったのです。

 

二つの事例の背景にあるのは、どこかに依頼してしまうと、なんとなく自分のせいではないと考えてしまうフロント意識の欠如。自己反省しかない。

でも、分業が進んだ世の中では、こうした場面に溢れていないでしょうか。

 

遅刻したのは電車の遅れのせいだ。

パソコンが調子悪いので仕事が予定より遅れた。

ネットがつながらないので資料がまとめられなかった。

見積もりが上がってこないので提出できなかった。

 

お互い様なので、理由を明示しないで自分の非であるように振る舞うより、このように言ったほうが、理解されるかもしれません。

が、やはり、悪いのはいろいろ配慮が足りず、遅れを予測できず、予備手段を考えずにいた自分が悪いのです!!と、カッコ良く謝りたいものです。

 

といいつつ、

 

「お客様が線路に立ち入ったため10分の遅れがでています。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」

 

と謝ってくれる朝の地下鉄アナウンスには、

 

「そんなことないぞ!謝るな!悪いのは立ち入ったヤツじゃないか!」

 

と応援したくなる私なのです。