【ODRピックアップ】20150508 Fri. これが自転車が逆走してしまう理由かもしれない
まだまだ道路を逆走してくる自転車はあとを断ちませんが、
実は今日私も逆走しそうになりました。
それは大学に向かう靖国通りの裏通りでのこと。半蔵門から大妻女子大の前の道を靖国通りに向かって走り、さらに、大通りに出る手前を左折していきます。ところで、大学から帰ってくる場合には、一口坂を上がってくると、そのまま靖国通りを渡った道が都合がいいので、大学に向かうときもその逆を走ろうとしていくと、ここは一方通行でした。おっといけない。。。ところが。。。
標識は、”自転車を除く一方通行路”と表示しています。ここは、自転車は歩行者と同じく、車の一方通行の道を
”逆に走っていい”のです。”逆走していい”のです。
まあ、それはそれでいいとして、この道を走ったあと、”逆走できない道を右折する”ことになった場合、一度反対側に渡って二段階右折することになりますが、その道が2車線以上の大通りなら、自然とそのようになりますが、
1車線の道路だと、「さっき許された逆そう」を、また「許される」と思ってしまいがちなのです。
交通法規を整理すると、
1)自転車は、軽車両。故に、基本的には、車道を走る。車道では左側通行。
2)(ただし車より無防備であるので)危険な場合などには(歩行者を優先しながら)歩道走行できる。
ここで、
3)歩道は、右側にも左側にも設けられている。
4)一方通行路の場合、自転車は逆走していい道路がある。
前述のように4)から、右折の場合には、”してもいい”ような気がしてしまうこと、さらに、2)を理由に、3)で進行方向右にある歩道を走行中に、(歩行者を優先するためにやむなく)車道に降りると、そこは、右側逆走の状態になります。
これはねー起きるべくして起きてるなー