ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

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このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20150612 改定?後退?裁判員法

【ODRピックアップ】20150612  改定?後退?裁判員

 

2009年に施行された裁判員法。

そもそもODRのブログを開始したのも裁判員法がきっかけの一つでもありました。

法律がウチに"も"やってきたー!|“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~|ライフスタイル|ヨミモノ|QuonNet

 

一般の個人が裁判に関わり、”法律が身近になる”ことが期待されていましたが、”2015年3月に判決が出た神戸地裁の尼崎連続変死事件の132日間”になるなど裁判員の在任期間が長くなる場合もあり、なかなか裁判員の成り手が確保できない状況が続いたり、これまでの判例を超えて簡単に死刑判決が出てしまうこと、さらには、裁判員の出した判決が、上告で覆されるケースがあり、見直しが進んできました。

www.jiji.com

「長期に及ぶことが想定される裁判について、国民が参加する裁判員裁判の対象外とし、裁判官のみで審理できるようにする改正裁判員法が5日の参院本会議で共産党を除く与野党の賛成多数で可決、成立」

 

しています。

法務省:裁判員の参加する刑事裁判に関する法律等の一部を改正する法律について

 

これまで裁判員裁判でなくてもよいケースとしては、

1)裁判員に危害が及ぶ可能性のある暴力団関係事件

でしたが、改正により

2)大規模災害被災地の住人は裁判員候補にしないことができる

3)裁判期間が長くなり1年を超えることが想定される場合

などが加わっています。

長くなる場合といっても、1年を超える場合を想定しており、前述の100日程度では除外されないと見込まれています。 

 

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裁判員制度は、当初から賛否両論がありました。3年ごとに見直しをすることも定められており、今回の改訂はその最初の見直しに基づくものです。裁判員に召喚されても応じなくてもいい例外はありましたが、現実に則して見直されたものです。

米国の陪審員制度でも、選ばれたくない人はいます。彼らはどうしているのでしょうかと友人に聞いてみた所、郵便で召喚されると必ず返信は出さなくてはいけませんが、選ばれたくない場合は、「(人種などの)偏見がある」「秘密を守るのが不得意」など、印象を悪くするような回答をして、陪審員には選ばれないようにするんだとか?因に、彼はまだ召喚されたことがないそうです。

 

そういえば、TVドラマでも、弁護士が証言が優位になるような陪審員を選別しているシーンをみたことがあります。そのうち日本でも裁判員裁判を盛り込んだドラマができるくらいにならないと浸透しにくいのではないかな〜