ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20151124 準備せずにはいられない

【ODRピックアップ】20151124 準備せずにはいられない

 

人前でプレゼンテーションするときは、それが例えば、先週のような大学での授業でも、事前にプレゼンテーション準備を周到にせずにはいられません。これは、かつて過信してぶっつけ本番を繰り返し失敗をしたから。それ以来、導入の一言から途中のジョークは勿論、場面転換のための、「ところで」のセリフや注意を引く為の、タメの間まで、準備をするクセがついてしまい、時間がかかって仕方がありません。自嘲。

 

ところで、物事は偶然の連続、偶然の積み重ね、予想を外れる事が少なくはなく、従って、数学的には、1以下のかけ算でなりたつことになり、例え9割りの確率で予定通りにことが運んでも、0.9x0.9x0.9x。。。ですから、限りなく0に近づいて行き、今起きていることは、殆どが奇跡のようなものだという話はよく聞きます。

 

で、「起業した時に描いた事業計画はその通りにいかないよ」という話ですが、

gqjapan.jp

我が身を振り返って、8年前に描いた事業計画の売上や利益の数値(しかも月別)が、まったく予定通りになっていないことは、確かにその通り。よくも、これだけ希望的観測を細かく打ち込んだなと我ながら今更ながらに感心します。

 

それでも、「その計画」があったからここまでこられたと思う事もある。。

それは、先に企業した先達の独立後の様を見て、決して会社員時代にパッとしなかったのに、しっかりと経営が成り立っている人と、あれほどスーパースターだったのに、最初は調子よくスタートダッシュを決めたのに、ある時期から、トーンダウンしてしまった人の違いを、「事業計画的に」分析しておいたからだと思っています。

何をポイントにしたか。それは、外注費。

 

外注費は、誰かに業務を委託する費用ですが、独立した人は最初はこれをゼロにしがち。そうでないと、利益が少なくなり、自分の給料分が減ってしまうからです。一理ありますが、余程の売り物がない限り、例えば、(自分が提供する)コンサルティングを売り物にするとしたら、提供するのは結局は自分の時間しかありません。外注費はゼロですが、それ以上の事業展開はできにくい。できない。

 

私の場合、外注費を70%から80%に設定して、事業計画をつくリました。そうでないと、所謂次の営業開拓ができないからです。持続性のある計画にするには、お客様が1社では、どれほど利益率がよくても、取引が永遠に続くわけもなく、取引がなんらかの理由で途絶えた時点で、売上が途絶えてしまいます。それは、自分のスキルや失敗が原因でなくても、景気、方針転換、担当者の退職や異動かもしれません。

 

限りなき奇跡の積み重ね。

守るのは、この外注費比率。売上は伸ばしていかなければなりませんが、パートナーのキャパシティを超えないように。超えそうなら、パートナーを手当して。

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偶然の積み重ねの事業継続。

大事なのは、たったそれだけの控え目な目標です。