ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ】20150318 目くその法則?

【ODRピックアップ】20150318 目くその法則?

 

昨年の6月ニューヨーク以来の米国。ワシントンDCは3年ぶりですが、相変わらずいろいろデカイ。政府機関のビルも、博物館も、朝食のプレートも、野菜サラダも。最初に日本から米国に船でやってきた日本の使節団は、畏れを抱いたのではないかと推察します。戦(いくさ)を起こそうとは決して思わなかったと。

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数年間に放映していたNHKのドラマ「龍馬伝」はなかなか面白く、私以外の家族(女性3名)も全員フクヤマのファンなので、珍しくチャンネル争いもありません。初回~2回目では、フクヤマは文字通りどろんこになっての熱演です。

 

寺島しのぶ演ずる姉が、

「オマエは何も考えてないだろう?」

と叱ると、

「毎日考えてる。なぜ、目くそ(目やに)が出るのに、目頭というのか?目尻と呼ぶべきじゃないのか」

と応えます。姉は怒りますが、龍馬は

「当たり前(のようになっている)のことに疑問に思う」

ことをいっているのです。そして、そうした決まりは変えることができると。

 

二回目で明らかになった龍馬の本当の疑問は、「なぜ、武士に上士と下士という身分の違いがあり、それらの間には理不尽な差別があるのか?それはあるべきなのか?なぜそれは変えられないのか?」ということでした。下士たちは、酷い侮蔑に怒りを募らせ爆発寸前でしたが、龍馬は「力づくでは何も変わらない」といいます。もし龍馬が、下士をまとめあげ、力で革命を起こそうとしたら。。。?

 

私が小学生のころ、TVで全学連がデモを行っているのを見ました。丁度、「将来の希望」を述べるという授業があり、学級委員長だった男子が、「全学連になりたい」と発言して、問題視されました。先生からは、それらのニュースに対して「あの人たちの行為は悪いこと」だと言われた記憶があります。まだインターネットなどなく、しかも勉強嫌い少年だった自分は、新聞をしっかり読むことも、深く追求することもなく、それを常識として成長しました。しかし、このとき、もしかすると、デモや暴力という方法がダメだから、その主張することもダメ、つまり行為の善し悪し=目的の善し悪しと混同してしまったのかもしれません。

 

全学連は「安保反対」がスローガンだったように記憶しています。時に激しい強行なデモによる活動は、龍馬の言う「力づくでは何も変わらない」路線をとってしまったのでしょうか。

 

何かに違和感を感じ、それをどうにかしようとすること。

 

鎖国をしていた龍馬の時代は、日本も学ぶ事が多く、その答えや見本を国外に求める事ができました。今、時代はもっと複雑で、先進国で、高齢化に向かう国となりつつある日本は、答えを自分で見つけるしかありません。

 

防衛にしても、経済にしても、外交にしても、もう一回、龍馬の目くその疑問・視点に戻ってみましょうか。