ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20161026 AIの判断の結果は誰の責任かという答えのない問い

【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20161026 AIの判断の結果は誰の責任かという答えのない問い

 

人間が考えても一つの正解にたどり着かない問いの答えを人工知能に委ねることはできるのでしょうか?

その出した答えによって引き起こされた結果の責任は、どこに帰属するのでしょうか?AIだとすればAIの所有者か?

あるいはAIを搭載している(車などの)本体の所有者か?

ロジックを組んだプログラマか?その所属する会社か?

 

リンクした記事内にも、古くからの命題が登場します。

jp.techcrunch.com

高齢者を沢山乗せたAIの自動運転車が、横断歩道を渡る子犬たちを発見したがブレーキが間に合わないとき、子犬をはねてしまうのか、ハンドルをきってガードレールにぶつかるべきか、その場合高齢者たちは怪我をするかもしれない、さてどうする?

 

子犬ではなく子供たちなら?高齢者でなく赤ちゃんなら?

どちらかの死を避けられないなら、高齢者?子供?

5人の子供と一人の高齢者なら?

5人の高齢者と一人の子供なら?

 

 

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おそらくただひとつの絶対的な正解はないとき、どうするのか?

子犬を避けてガードレールにぶつかり、高齢者が怪我をした。。。。

 

消去法でいきましょうか?

高齢者は運転していないから除外。

子犬は被害者(犬)だから除外、

プログラミングした人は雇用されているので除外、

AIソフトメーカーは?

契約でソフトを受託して納品し、開発の手順に落ち度はない、

自動運転車の運営会社は、製品の性能を信頼していた?

自動車メーカーは?

飼い主は?ちゃんと子犬を監視していたのか?

高齢者は自ら自動運転車にのることを選択したのか?

だとしたらこうした結果を想定できるくらいには人生を生きて来た?

 

SFみたいに、AIが人格的なものを持ったなら、あるいは持ったように振る舞えているなら、AIにも責任がとれるのか?でも、それは、全ての責任がAIに行ってしまわないのか?それで実は全ての責任が転嫁されてしまうのではないか?

 

答えのない問いを考えている間に、関係者はみんなもうどこかへいってしまいます。

それはそれで。。。