半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【つれづれ】20161109 信号なくてもどうにかなる(んじゃないか?)

 【つれづれ】20161109 信号なくてもどうにかなる(んじゃないか?)

 

ベトナムのダナン。

観光地で比較的交通事情もゆったりしているからだろうか。信号機がほとんどない。

例えばホテルから空港までの20分、写真のようにバイクも車も走っているが、信号は大きな交差点のうちちょっと入り組んだ交差の一箇所だけ。ほかは各自が注意を払いながらうまいことすれ違ったり追い越したりしていく。

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例えば写真でも、(対面通行、右側通行の片側2車線ずつ、つまり4車線ある交差点)、前を横切っているバイクは左方面から現れたが、信号がないので、前から来ているバイク群をすれすれでかわしている。そして、そのバイクの前方、こちらに向かってくる青い服の男性のバイク、すなわち、逆走バイクである。でも、はじっこをはしているので、特にクラクションをならされるわけでもない。

 

クラクションは割り込まれたたから鳴らすのではなくて、割り込むために、あるいは注意喚起のためにならしている。だからしょっちゅう、プープープープー。

そしてこの間を歩行者が避けながら通り抜ける。歩行者は守られない。誰もとまってはくれない。

 

ベトナムの友人にこれを伝えると、今度行く

ホーチミンでは、道路渡れないね」

と、笑われた。

 

”信号機があること”を元にしたルールがある。日本や先進国?はそう。みんなが信号を守る、だからある程度のスピードが出せる。信号を守らない場合は、自分の責任でルールを逸脱する。勿論、事故にあった場合は、責任を分担する。

ベトナムでは”信号のない前提”で、ルールがある。だからスピードを出せないとも言える。それを前提に自分の責任ではしる、歩く。が、やはり事故にならないように運転する。歩く。3日間で一度も事故はみかけなかった。

 

今有るルールに歴史はあるけれど、それ故正しい側面は多いのだろうけれど、そうでない場合もまだまだ十分あり得ることをもう一度考えてみてもいいのかもしれないと思うのだった。