半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20161206 Brexitに揺れながら

【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20161206 Brexitに揺れながら

 

ロンドンは、日本と同じように島国ながら、地震がほとんどないといいます。よって、レンガベースの歴史的な建築物が残っていて、内装は新しく、外見は重厚に、大英帝国を彷彿とさせる街並みが、発達した地下鉄ではなく、二階建てのバスや徒歩、自転車での散策せよと後押しをするのです。駅間が短いこともあり、3駅くらいは平気で歩け、建物や人々を見ているだけで、何日も滞在しているような気分にさせてくれます。

 

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ロンドンオリンピックは、無愛想な英国の街を確かに変えたのではないかと思えます。

黒塗りのロンドンタクシーは、ピンクや黄色などのカラフルな色合いで溢れ、まずいと評判の食事は美味しくなっていました。日本のラーメン店も出店し始め、伝統のパブは、お酒飲みを楽しませてくれます。

ハリーポッターの、ダイアゴン横丁を思わせるちょっとした路地裏で飛び込んだパブは、昼時で地元の会社員たちが、たむろしてランチ+ビールを楽しんでいました。安定の英国。安定のパブ。安定の英国紳士。

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国民投票EU離脱を決めて世界を驚かせたのは記憶に新しい英国。今回の訪問先の多くは国家予算とEUの予算で運営されている政府機関だったため、今後EUからの予算がどうなってくるのか、あるいは、EU規則に準じていた組織や運営方針がどうなっていくのか、内部の人たちも、

「どうなるかわからん」

と口を揃えています。

 

安定の英国は、Brexitに揺れていることが感じられました。

 

米国のトランプ大統領誕生も英国に続くサプライズでしたが、実は、日本はこれに先立って、民主党が政権をとるというサプライズ?が起こっています。その結果はご存知の通り。同じ轍を踏まないことを、英国と米国にお願いしましょう。