ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【読書感想】【つれづれ】20161230 読めそうな2冊(1)東京奇譚集

【読書感想】【つれづれ】20161230 読めそうな2冊(1)東京奇譚集

 

初めてムラカミハルキ作品を最後まで読めたので、もっと読めるかもと思い、

【読書感想】20161226 初めて読めたハルキ - ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

 

ランチに出かけたついでに書店で文庫あさり。

【つれづれ】【読書感想】20161227 もっと”ハルキ”をと。。。 - ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

 

そして読めそうなハルキ2冊を。

【読書感想】【つれづれ】20161229 読めそうなハルキ2冊 - ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

 

長編は読めなかったら後悔しそうなので、短編集にします。

特に、有名作品は昔の作品のためか、あらすじレベルで既に読む気が失せてしまう。どこかで聞いたようなストーリー。それはおそらく村上春樹に影響を受けた新しい作家が描いた小説に先に触れてしまったためか、私にとっては、本家なのに二番煎じ的に感じてしまうからかもしれません。

 

というわけで、「東京奇譚集」。あらすじ。

  • 最初は不思議な偶然の話。カフェで知り合って口説かれた女性は乳がんだった。喧嘩別れした姉と同じ場所にホクロがあったのを切っ掛けに姉に電話すると姉も同じ病気で手術を控えていた。手術は無事終わり姉とも復縁した。カフェの女性はどうなったかはわからないままだ。(偶然の旅人)

 

  • ハナレイ・ベイで、息子を鮫に襲われて亡くした母は毎年同じハワイの島に滞在しているが、偶然知り合った日本人の若いサーファーが見かける片足の日本人サーファーは不思議な息子の霊魂なのだろうか。彼女はピアノを弾き今もハワイに訪れる。(ハナレイ・ベイ)

 

  • 都電に轢かれ亡くなった住職。階下の義母の部屋から戻るといって戻ってこなかった夫の捜索願を受ける。20日間の調査のあと、不明の夫は仙台駅で不在の間の記憶を持たないでみつかった。不思議なタイムスリッップのような話。(どこであれそれが見つかりそうな場所で)

 

  • 人生で意味を持つ女とは3人しか出会わないという父の言葉は、女性と深く関わることを控えさせてしまった。今書いている小説は勝手に動く腎臓の形をした石の話だ。パーティーでであった女性は意味のある女性なのか。連絡が途絶えてしまったが、ある日タクシーの中で彼女の声がラジオから聞こえてきた。(日々移動する腎臓の形をした石)

 

  • 不用意に名前を尋ねられると自分の名前がわからなくなる女性。パスポート番号は忘れないのに名前を忘れる。カウンセリングを受けると思わぬ犯人の存在と心の闇がわかってきた。(品川猿)

 

 

 

不思議な一致。奇妙な体験。謎の失踪と発見。自分の人生において意味をもつ女性。ニュアンスは、世にも奇妙な物語のような感じでしょうか。あるいは、そちらが影響されているのか。こういうのに反応してしまうのは、自分が不安定なときだとわかる。

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どうも話題作の文体より、こうしたショート作品のほうが馴染むようです。わかってきたのは、なんだか言い訳めいた文

 

 ー それは仔細なことなので人生に影響がなかった ー たぶんなかったと思う  

 

このような書きぶりが、イラっとくるのです。笑