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ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20170202 予算消化

【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20170202 予算消化

 

我が家では、お米を実家から送ってもらいます。

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30kg入りの袋には、玄米の状態の米がぎっしり。これを米櫃に少しづつ移して美味しい状態で食べられるように管理しています。玄米は白米にするために、精米をします。家庭用精米機も発売されているようですが、車で10分ほどのコイン精米機のある農家までいって精米してきます。これが、お米を見直す機会にもなり、寒い夜でも車を飛ばします。

 

コイン精米機設置場所マップ - 現在2155件登録されています

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玄米を車に積んでコイン精米機に向かう国道246号は、遅い時間なのに混んでいました。しばらく走ると理由が判明。道路の補修工事をしています。上り下り車線とも実施中で、丁度振り出した雨も影響して、思わぬ大渋滞。心の中でチッと舌打ち。

(全く、年度末になると工事が増えるな。。。)

 

さて、確かに年度末になると工事が増えます。増えるように感じます。
予算消化だ!税金の無駄使いじゃないか?という論調もよく聞きますが、この

"年度末になると工事が増える"

ように感じるのは、一種の都市伝説といってもいいくらい。

 

国や地方自治体が予算を執行するために工事を実施するには、「競争入札」あるいは「随意契約」によって、事業者に発注するのですが、通常の、「一般競争入札」では、入札の条件を作成、承認し、入札者の公募や質問書受付など、凡そ2ヶ月程度の期間が必要になります。従って1月に作業をしているということは、少なくとも10月には入札の準備が始められていなければなりません。予算を早期に実施するためには、随意契約でさっさと進めることがいいのですが、平成17年の談合事件などをきっかけに見直しが行なわれ、よほどの特例あるいは災害時などでない限りは、企画競争あるいは公募になります。年度末近くに行なわれている工事が随意契約となっていることはほぼないでしょう。

では何故、年度末になると工事が増えるのか。

一つには、夏頃の補正予算が決定すると、そのあとから公募や入札が行なわれるので、そもそもの始まりの時期が遅くなり、どうしても工事の時期が年度末にまでかかってしまうということ。そして、そうした工事はスケジュールが厳しい場合が多く、短期集中になってしまいます。
更に、国や自治体の予算の執行は、年度内に終了させることが原則です。工事の始まりが遅くて、更に悪天候などで予定が遅れている場合もあり、どうしても短期間に作業を詰め込むことになるのです。
年度内に終了させるのは、工事そのものに加えて、完了の検査も含めてですから、実質的には、2月には終わらせてある必要があり、結果的には12月から2月くらいに作業が集中してしまうことになり、"年度末になると工事が増える"ことになるのです。

 

(参考)
http://ja.wikipedia.org/wiki/随意契約
http://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/1846.pdf
http://kkmmg.at.webry.info/201012/article_3.html

 

お小遣い制のお父さん。頑張って節約して趣味のモノを買おうとしても、財布を覗かれて、

「あら?お父さん!お金持ち〜!じゃあ今日は奢ってね」

と円満家庭。それとも、

「あら!?随分余っているじゃない?じゃあ。来月からは減らしましょう!」

と厳しい家庭。

 

どちらにもしても、やっぱり予算は使い切る方向に働くよね。