ODR Pickups/半蔵門ビジネストーク

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、たまにロードレーサーの話題など、半蔵門付近を歩きながら雑談するようにリラックスしたお話中心。

【半蔵門ビジネストーク】20170824 衰退か復活か

【半蔵門ビジネストーク】20170824 衰退か復活か

 

某地方都市にいる。

 

他の昨今の地方都市にもれず、ここも昼間は、車は走っているが街中を歩いている人は非常に少ない。人口減少、産業衰退、商店衰退、労働世代流出、人口減少、産業衰退、商店閉店。。という流れが日本全体の課題であるが、珍しいものでもなくなり、誰かに頼るわけにもいかず、各地方ごと自分でどうにかするしかない。

 

いつもは出かけない夜20時。新幹線の駅に見送りに行き、その帰りに市内を通過したときに、「あれ?」っと気がつく。人が歩いている?しかも、何人も。昼間は閑散としていた市役所のある通りを歩いているカップルや家族がちらほら見えているのだ。今までこの時間に外出していなかったので、見逃してきた街中の風景だった。

 

見ていると、人々は、通り沿いや路地に入った飲食店、飲み屋さんに吸い込まれていく。入っていく。そうか。夕食や飲み会なのだ。

そうか。。。

昼間、人が歩いていないのは、オフィスや現場で仕事をしているからだ。減少した人口は、労働人口をギリギリまで減らし、昼間外に出ている人がいなくなっているからだ。だから、仕事終わりの帰宅時のこの時間帯に食事や飲み会に出てくるのだ。

 

そうか。

つい最近まで、これは衰退の果てかと思っていた。街が衰退して、夜の飲食業にしか消費をしなくなってしまった街。しかし、もしかすると、復活の兆しなのかもしれない。

f:id:emandai34:20170615030531j:plain

人が住み勤務する仕事がある。小売店で購入するものは少なくても、 外食や飲酒へは出る。 地場の食材がそこで使われる。このサイクルは人口がすくない場合のひとつのモデルであることは台湾が示している。ちなみに彼らは朝食すら外食である。

 

一つの仮説。

地方復活は、まず外食産業から始まる。それもチェーン店ではない地元の小さな店から。居酒屋から。異色のお店から。

帰省時にはまず地元の店を発掘しよう。そして家族を連れて行こう。古い友達と旧交を暖めよう。

それが進むと口コミで広がる。

地元民だけでなく、車での旅行の帰りに立ち寄り、観光地の帰りに寄ってもらえるようになれば万々歳だ。

 

地方復活。外食産業から始めよう。