返事はしてくれ【御散歩雑談】20180614
かのユーミンのデビューシングルは、「返事はいらない」だった。携帯もメールもLINEもない時代の別れのメッセージの心情だ。手紙は出すけど返事をもらってしまうと思い出してしまうから返事はいらないと強がっているが本当は返事は欲しい唄だ。
返事はいらないといっても返事は本当は欲しい。
今では別離もメールを送って済ませるようだ。LINEなら既読がついて相手が認識したかがわかる。伝わったことがわかれば、ユーミンのように返事をもらうとつらくなるから返事はいらないかもしれないが、ここでもやはり返事は欲しい。
仕事のメールで返事のない人がいるが、それは無視なのか、どーにも理解できない。無視というのは、返事がない、受信したこともわからないということ。うるさがられている、あるいは軽んじられているんだろうか。
せめてメールを見たことだけでも知らせるような返事は出せないものだろうか。
回答は出せない場合もあろうが、せめて返事は出して欲しい。たとえうるさかろうが。
ちなみにそういう人々はいろいろと余裕がないんだろうなと思うことにしている。
ユーミンの唄が
「へーんーじー(くらい)はーしてーくれー♪」
と、空耳する。