それがスパムだとわからない?【半蔵門ビジネス雑談】20180909
ある日、私はFacebookで、中東の国の人からのフレンド申請を受け取った。私は、以下のことをまずチェックした。
- どのような友人がいるか、
- 共通の友人がいるか、
- 彼や彼女が書き込んでいることはなにか、
- その内容は信じられそうなものか、
そして次に、メッセージを出してみる。
Helllo Thank you for the request. Where do you live? and How do you choose me as a friend? リクエストありがとう。どこに住んでいるのですか?なぜ私にリクエストを送ってくれたのですか?
多くは、これで返事もなく、私は「これはスパムだ」とFacebookに申告する。やがてそのアカウントは削除される。そして、その人はFacebookから消える。
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ある友人がFacebookで、海外の友人とチャットしていたらアカウントが削除されたと公開メッセージを出していた。
友人は、それらのFacebook上の彼の友人が本当のアカウントで、実在する人であると信じている。時には本当に実在の人かもしれないが。。。
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おそらく多くのFacebook利用者は、私と同じような行動をとっているだろう。そう信じる。
考えてみるがいい。
無作為に知り合いでもない人にリクエストを送っている人がどういう人なのか。
SNSが生まれてから随分時間がたつ。初期には、みんな世界中の知らない人と友達になれるロマンに酔いしれてどんどん友達を増やしていったが、やがてそれはアフィリエイトの人数を稼ぐために利用されたりすることがあるとわかり、個人情報を集めるための偽アカウントの場合があることがわかり、SNS側でもスパムを通報する機能を備えるようになった。
利用者も、私が冒頭で述べたように慎重になり、偽を見破る方法も広まっている。それでも、まだ、広い世界の友人を無防備に受け入れて、削除されるアカウントに不当な監視や規制を受けていると思っている人もいるようだ。
騙される、餌食になる、利用される人がいる限り悪用するヤツラは、居続ける。
誰かに守られるのをあてにするのはもうやめるべきだ。
自分自身が賢くなるしかない。