半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

日めくり、週めくり、月めくり

日めくり、週めくり、月めくり【半蔵門ビジネス雑談】20181211

 

今でいう「ブラック企業」ほどではなかったが、かつて締め切り迫るソフトウェア開発をしていたころのこと。一日中オフィスにいて、さらに徹夜にでもなると、だんだんと日にちの感覚がなくなってくる。土曜日に出社したが、帰れていない、いったい今は何曜日なのか、日曜なのか?いやもう月曜?

トイレにいったり、食事にでたりはしているのだが、曜日の感覚がなくなるのだ。さらにこれが長く続くと、週や月の感覚もなくなってしまうことがある。こういうとき、何か区切りが必要だと思っていた。昔はスマホなど携帯デジタル機器もなかったので、手帳やカレンダーなどをみると我に返ったものだ。

 

カレンダーをめくるという行為は、精神的に一区切りをつけるのにもいいものだ。

 

実家の父は、トイレに日めくりカレンダーをかけている。朝のひととき(笑)日めくりを1枚めくりながら、今日の格言を見て、なるほどと思うのだろうか。新聞や雑誌を持ち込むより、自発的な情報処理ができるのではないかと思う。

 

月末に、ふとオフィスのカレンダーに目が止まる。もう年末が近いな。ビリビリと前月を破りとり、前月の名画や美しい写真をちらっと眺めて、新しい月の写真を眺め、

「さて今月も忙しいぞ」

と気持ちを引き締める。オフィスの月めくりカレンダーは、トイレ、キッチン、TV会議PCのコーナー、応接にあるので、4枚めくり歩いていろいろと考えを巡らせる。

 

週めくりは、今はないが、月曜にピラっとめくることで、週の走り始めのきっかけを作れそうだ。

 

年間カレンダー、これはめくらない。年末か年初に張り替えるだけだ。やや区切りにはなりにくい。ただ、毎年自作の絵をモチーフにした年間カレンダーを送ってくれる友人がいる。年賀状のように、昔を思い出すのも、いいものではある。たまには連絡をしてみようか。

 

いずれも気分を新たにする効果はあるが、

毎日めくる日めくりは、ビジネスマンには向いていないかもしれない。そんなに日単位での仕事をしていないからだ。毎日ゆっくりと日めくりの前にいって考えを巡らせる余裕は実質的にはなさそう。

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週めくり、月めくりがビジネスのサイクル作りには向いていそうだ。