越境時代ー最重要は物流連携【半蔵門ビジネス雑談】20190205
アマゾンで何気なく買い物をする。ちょっと安いなと思うと大抵は中国製だ。中国からの発送で時間はそれなりにかかる。荷物のトレース情報を見ていると、税関を通過するまでは細かい場所はわからないが、注文後翌日には出荷されている。地域によって、到着までの時間は変わってくる。
《地域》 《注文日》《到着日》 《所用日》
杭州 6日 17日 11日
石家荘市 7日 17日 10日
深セン 10日 20日ー26日の間 10日から16日
広州 7日 27日までに 20日
地域の問題だけでなく出荷体制にもよるだろうが、すでに国内配送が1日というのに慣れてしまったので、10日かかると心配にはなるが、トレース情報がキチンと通知されているのでその点はまあ安心だ。
日本在庫 7日 8日 1日
ところで、いずれの海外出荷品も、国内に入ると国内流通業者の手に渡るが、どの業者に渡ったのかがわからないことがある。アマゾンの配送状況には、配送業者が表示されているが、それがデリバリープロバイダーや国内の事業者名になっている場合はそれで荷物のトレースがすぐにできる。
しかし、China Postなど出荷時のデリバリー業者名しか表示されていない場合は、追跡番号を様々な国内業者の荷物追跡のWEBサイトに入力してみて探すことになる。
越境取引のキモは、今や物流のトレーサビリティだ。
時間がかかっても、今、どこにあるか、どれくらいで到着するか、がわかれば、それは安心感を醸成する。
アマゾンでは、各配送業者の情報をまとめている。
China Postの場合は、日本郵便が提携先になっているようだ。
迷わずそちらの追跡サービスに追跡番号をいれてみよう。ダメな場合は、地道に探してもらうしかない。
中国が出荷元だから心配?今はそうではない。国内は国内の業者がきちんと運んでくれるからだ。
むしろ心配なのは、評判がよくないのは、アマゾンの場合、デリバリープロバイダ(たち)だ。
原因は。。。よくわからないので、ここでは控える。
「物質電送装置でも発明されない限り、最重要は物流。」
運送業だった親父の言葉が生きている。