平成エイプリルフール(1471)【半蔵門ビジネス雑談】20190401
4月1日はエイプリルフールである。
と同時に、新学期だ。社会人になったなら新年度だ。笑
思えば小学生時代から、「4月になると何かが始まる」と刷り込まれてきた。新学期、新年度、新入社員、人事異動、新サービス。。。この時期に始まるものは多い。会社の会計年度なんて、1月ー12月のほうがわかりやすいようだが、多くは4月新年度会計の開始という会社が多い。
それは、「新学期」が元になっているに違いない。卒業して配属される新入社員は学校が4月から3月の単位なので、4月から入社することしかできない。すると、会社はそれに引きずられて4月会計年度になっている?のではなかろうか。
歴史的には、明治初期は欧米に倣って新学期は9月からだったが、その後富国強兵政策などで日本式の4月になっていったらしい。
各国の新年度は、
1月 オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール
2月 ブラジル
3月 アルゼンチン、韓国
5月 タイ
6月 フィリピン
9月 アメリカ、カナダ、欧州、ロシア、中東、中国、ベトナムなど
10月 カンボジア、ナイジェリア、セネガルなど
主流は9月。アメリカ、カナダは欧州の影響を受けているだろうから、欧州がなぜ9月なのかを考えると、推測するに、夏休みが長く取られるから、新学期は9月のほうが新しい年度の始まりとしてはすっきりするからではないかな。多分。
一方、日本では、9月は農繁期でもあるからということも一考される。農村地帯では、稲刈りなどの農繁休暇があるくらいの繁忙期である秋口に新学期では、いきなり休む生徒も多いだろうということだろうか。
エイプリルフールは、新学期のアイスブレイク?かと思っていたが(笑)欧州事情から考えられているのでその説は却下。
新元号は、令和と発表された。
(はてな 1471記事)