名刺のライフハック【半蔵門ビジネス雑談】20191217
20年くらい前、スマホの前身のようなデバイスが流行しかけた。シャープのザウルス。スケジュール管理やメール、文書作成、アドレス帳など、一通りのものが揃っていた。
「目の付けどろこがシャープでしょ?」
その通りだと思った。
打ち合わせにいくと、みんなザウルスを持っていて、お互いにもちよって、赤外線通信で名刺交換を行う。あの時は、これが定着すると思っていた。これが未来だと思っていた。
その後、PHSから携帯に移行し、スマホが現れた。Blackberryから、iPhoneが現れ、それに伴い様々なアプリケーションが開発され現れた。
紙の名刺を、スマホでスキャンし、文字認識してデータベースへ。アプリケーションも進化した。
しかし、いくら名刺をデータベースに入れようが、結局大事なのは、人で、人と人との繋がりで、その人と人の間での話、コミュニケーションが重要なのだ。だから単に名刺より、どんな話をしたのかが重要。そして、名刺交換のあと、どんなコミュニケーションをしたのかが最重要なのだ。
高度・高機能なアプリケーションなんてなくても、最安値なら1枚7円くらいの名刺が繋がりを作り、関係を作り、話を活気づかせて、関係を深め、ビジネスを深める。
でも、名刺は物理的な紙なのでなくなることがある。足りなくなることがある。そこで以下のアイデア。
パーティーなどで、もし、名刺が不足したら最後の一枚は渡さないで、写真をとってもらうのだという。ここでスマホアプリが威力を発揮する。
これからもきっと名刺は紙のままだ。
名刺はこれからもやっぱり紙のままなのだ。