【ODRピックアップ】20130328 WindowXPの終了に備える
WindowsXPのサポートが、2014年4月で終了するという情報は既にご存知のことと思います。これに伴って、利用しているPCあるいはシステムのリプレースが必要となってきますが、様々な企業様でお話をすると、まだまだ考えていないお客様が多いのが実情です。http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20121210/443202/
リンクした記事の報告にもありますように、
「まだ耐用年数の限界に達していない」(64.5%)、
「新しいOSの機能に魅力を感じない」(32.7%)、
「OSを変えると業務システムに支障が生じる」(27.1%)、
「コスト削減を考えた場合は現状維持が望ましい」(23.4%)
という理由が現実なところなのは、理解できることでもあります。
これらは企業の規模によって少しずつ比率は違いますが、同じ理由になると思います。OSの魅力については、雑誌記事やレビュー、先行した企業の報告などがまだ入ってくる量が少ないので、魅力が十分知られていないと解釈したほうがいいと思いますが、最初の最後の理由はいずれもコストがらみ。耐用年数とは、リース期間や減価償却期間にも関係しています。途中解約コストがかかる上に、新規購入のコストもかかるわけですから、特に多くの台数を導入している企業では、インパクトの大きい問題となります。
また大企業では、業務に併せて独自のシステムを開発している場合もあり、OSの入れ替えで、そうしたシステムも見直し、場合によっては開発を伴う場合もあるでしょうから、費用は更にかさみます。改めて予算化が必要になってきます。
しかし、あまりぎりぎりまで引っ張ってしまうと、いざ入れ替えたら、うまく動作しないアプリケーションがあったり、接続に支障がでる周辺機器などが出てくる可能性があり、単にPCの入れ替えだけでは済まない場合も想定されますので、テスト的に何台か入れ替えを進めておくことをお薦めします。
不明点ご相談は弊社担当者までどうぞ。