【ODRピックアップ】20150313 記録され忘れていく
以前にもタブレットで音声入力を使用していることを紹介したことがありましたが
【ODRピックアップ】20130307 音声入力実用してます - ODR Pickups/
http://odr-room.hatenablog.com/entry/2013/03/08/175334
今回は事務所のデスクトップでの実用化を試してみました。
いやー便利になったものです。
この原稿は今音声入力で入力しています。ここまでのところも間違いがなく変換できています。あんまり長い文章は 途中で切れてしまうようですが、そもそも一息でしゃべれる量は長くありませんので、今のところ問題ないように思います。
そうか。
”、 ”(てん)とか ”。 ”(まる)とかも入力できるのか試してみた所、うまくいきますね〜。 結構優れものです。
一方難点なのは、 文節を区切って話すと、文の先頭に半角が空いてしまうのです。 見た目上 それほど影響はないかもしれませんが、 メール送信したり、ウェブにアップしたりする場合、半角は問題起こすことがあります。 どっちみち、文章の推敲はしますので その時に消していけば良いのですが そういう意味ではキーボードの方がちょっと早いかな〜と感じることもあります。
次々と話した言葉が画面上で変換されていく様子を見ているとイスラエルの法廷で発言が速記者によってタイプされ、目の前のディスプレイに表示されていく様子を思い出します。発言が画面上に見えていて、発言したことが即座に双方で分かってしまうことが便利でもあり恐ろしいことと感じてもいました。
しかしこれはよく考えると会議してる内容をその場でワープロで記録できるわけですからうまく使えば非常に効率的な会議とレポートができるのではないかと思います。 みんなが同時にしゃべった場合にどのようになるのか実験してみたい気がしています。
そしてここでもまた気になるのは、アップル社のプライバシーポリシーです。規約によれば、ここで話した内容は全てアップル社に送信され蓄積されます。変換の精度精度を上げるためにアドレス帳やあなたとの関係(例えばAさんはあなたの父などという)それらのすべて送信する対象です。打ち込んだ内容だけでなく、関連する情報もサーバーに送信され蓄積されていることは意識しておく必要がありそうです。
それとも う1つ懸念することといえば、 手書きの文字を書かなくなって、 漢字を忘れてしまったように、 音声入力をすることによって、 生タイプを忘れてしまいそうな気がしてきました。(今ちょっと 変換を間違えましたね。キーに対して、生と変換されてきました。)では改めて。
キータイプを忘れてしまいそうな気がしてきました。