半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【ODRピックアップ】20150322 ODRで友好的な??離婚

【ODRピックアップ】20150322 ODRで友好的な??離婚

 

 

ODRは離婚と親和性がいいのでしょうか。

寧ろ、離婚がODRビジネスの主戦場になるのかもしれません。

 

f:id:emandai34:20150320143747j:plain

 

離婚を手助けする米国のスタートアップWevorceは170万ドルを調達しました。

Wevorce

http://jp.techcrunch.com/2013/11/22/20131121wevorce-funding/

 

離婚を手助け。。しかし、同社は離婚を助長するのではなく場合によっては、”関係のほころびを修復して破局を防ぐこともできる”とも言われています。

米国では裁判になってしまうことが多い離婚。裁判では、白黒を法的にはっきりつけることができますが、時間も費用もかかり、何より代理人をたてて”争う”わけですから、”人間の最悪の部分を露呈”させ”醜悪”なことになってしまいがち。Wevorceでは、テクノロジと社会学により、”ストレスを軽減し、友好的”な離婚を実現してくれるということです。

 

Wevorceでは、裁判のように双方に弁護士がついて対決するのではなく、専属の離婚設計士が両者の法的・財務的・感情的話し合いや理解を促し、円満に解決に導きます。当然、弁護士に支払う費用は半減し、テクノロジ=ODR(オンラインでのTV会議やメッセージのやりとり)を駆使することで、時間(費用)を節約するようになっています。

 

 

こちらは、少し前に、ODR FORUMで中心的な役割を果たす元eBayのODR責任者が立ち上げた会社の離婚支援サービス。

http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2013/04/01/3965.php

 

こちらも、遡及しているポイントは同じです。メディエータが両者の話し合いを促し、テクノロジ=ODRによって、コストと時間を節約し、円満な離婚に導いてくれるというサービス。

 

ODRは、直接会うことを少なくすることで、場合によってはDVに起因する話し合いを阻害する要因を減らす事ができますし、メッセージを介して時差をつくることで、感情がエスカレートしていい争わないようになり、冷静な結論に繋がる効果が期待できます。

 

ODRと離婚は親和性が高いのかもしれません。日本でも出てくるかもね。

->でてきましたね。

(離婚ドットコムで検索)

http://bit.ly/1CzM9oy