【ODRピックアップ】20150614 ニューヨーク番外編 夜景や移民局
ニューヨーク関連の最後は番外編として、会議終了後の土曜日に訪れた観光地のことを少し。
9.11テロでWTCが無くなってしまった記憶は消え去りませんが、ニューヨークの街は逞しく活動的です。海外の方々が日本にくると東京タワーやスカイツリーに登ってみるように、ここニューヨークでは歴史に名高いエンパイヤステートビルとロックフェラーセンターが2台巨頭。ニューヨークのベテランに聞くと「ロックフェラーに登ってエンパイヤステートを見るほうが印象的」とアドバイスがあったのでロックフェラーを目指します。
ロックフェラーセンターは、6番街と50番ストリートに面した70階建て。石油大富豪ジョンロックフェラーが建てたアメリカの象徴の一つです。バブル期に日本の三菱地所が2200億円で買収し、反感からジャパンバッシングのきっかけにもなりましたが、バブル崩壊で再び売却したのも日本人としては感じ入るものがあります。
展望台ロックオブブザトップスへは高速エレベータであっという間に到着し、さらにそこからエスカレータで屋上まで。ここからの夜景は素晴らしくエンパイヤステートビルの外観は圧巻。
ロックフェラーセンター ロックオブザトップから
ロックフェラーセンター ロックオブザトップからエンパイヤステート(左のボケたビル)
記念写真を撮ってくれます。下記リンク先のビル建設中の作業員が鉄柱に腰掛けている演出で3枚の記念写真を撮りました。事情により非公開。
バッテリーパークから自由の女神を見て帰りの船に乗り込むと、船はまっすぐニューヨークには帰らず、エリス島に寄ります。エリス島は実は殆どがニュージャージー州に帰属しており、一時はそのことで争いもありました。
エリス島の移民局跡は、赤いレンガの建物。航空機の時代となり今では移民する人は空路で入ってきますが、現在のアメリカ人の6割の祖先は、この移民局から入国してきたと言われています。展示資料を見るとアジアからの移民を制限した時期もあったそうです。
ニューヨークにきたからにはブロードウェイは外せません。ミュージカル。渡辺謙の王様と私は予約できず。謙さんトニー賞残念でした。このあたりに住んでいるらしいですね。見たのはキンキーブーツです。日本のこの手の公演と違い余計なアナウンスは一切なし!いきなり始まります。そして、いきなり休憩。休憩後もいきなり開始。でも、素晴らしい作品と演技と歌と。空気感はここでしか味わえないのでしょう。
最後は、映画ナイトミュージアムの舞台アメリカ自然史博物館。ここはいくのにちょっと戸惑いました。というのも、地下鉄でC線に乗ってアップタウンに向かうのですが、各駅に乗っても「Will not stop」と表示されているのです。別の各駅に乗り換えても同じ。降りて表示をじっくり確認すると、週末ダイヤでは、「一度7駅(くらい)向こうの駅まで行ってから、戻ってくる」というありえない表示が。観光名所の駅なのですからそれはないでしょう〜と思います。だって、いってみれば、渋谷から自由が丘へいくのに、一度菊名までいって戻ってこないと自由が丘で降りられないようなものですから。
そんなこんなもあって、やっと到着し、見始めましたがあまりに広すぎて途中で心折れ時間切れ。でも、T-REXの骨や像の群、ルーズベルト将軍などに逢えまして、映画を思い出し暫し感慨に。
自分土産に、ルーズベルト大統領のネクタイ。ヒゲに眼鏡で自分キャラだったので。
以上でニューヨークでの仕事と旅は終了。
そして帰国の日に最後の試練が。いろいろあって飛行機に乗り遅れるという快挙(?)航空会社に泣きついてなんとか午後の便を確保。300$追加してプレミアムエコノミーに乗る事ができました。JALさんさすが。もう長距離ではプレミアムエコノミーでないと耐えられないと思います。
機内13時間は、往路で4本の映画を堪能。フォーカス、チャッピー、ジュラシックワールド、96時間。帰路は、ドクターX(2)大門未知子の全9話+KingsManとチャーリーモルデカイを制覇。
時差ぼけもなく快調です。
さて働こう。