【ODRピックアップ】20150807 ネクタイ
客先へ向かうために、相変わらずの炎天下に繰り出す。半蔵門線から東西線、日比谷線と乗り継ぐ中、ほぼ全部のビジネスマンがネクタイをしていないことを確認します。
そりゃそうですよね。今日も都内の外気温は35度を超え、屋内でも30度が随分と涼しく感じる真夏日ですから、すっかり定着したクールビズで、半袖、ノーネクタイ、ジャケット無しが一般的。往復の3路線乗り換え中でも、ネクタイをしていた人は数人、ジャケットを来ていた人は1人でした。
私はといえば、実は未だ、真夏でも長袖Yシャツ、ネクタイ着用、ジャケット着用、ハット着用を貫いております。そりゃ暑いんですが、気分としてビジネス時はこの格好をすることを自身に義務付け、最近では、発汗も少なくなったような気もします。
なぜ暑いのにスーツなのか?
一つには、それが自分の中での”ビジネスマン”のイメージで固定化されていているからです。育った環境、受けた影響からか、ビジネスマンは「花の営業部」であり、ネクタイというのが、一種の”こうあるべき”ユニフォームとして刷り込まれているようです。
かつてビートルズは、(出典はネット上には見つかりませんでしたが)インタビューで「どうしてスーツを着るの?」という質問に、「だってキチンとして見えるだろ?」と応えました。時代背景を考えると当時としては長髪だったので、スーツはバランスを取るためだった可能性もありますが。
というわけで、千代田区界隈で、暑いのにスーツでネクタイでジャケットでハットの初老wのオッサンをみかけたら、それは多分私。暑苦しいからといって、石をぶつけないようお願いいたします。