【ODRピックアップ】20160202 勘違いしてた/走行用とすれ違い用
自動車免許を取得したのは19歳のころだったので、運転歴は37年にもなりますが、つい先日まで勘違いしていたことは、
「自動車の夜間走行時は、ハイビームが基本。すれ違う際に、ロービームに切り替える」のを、全く逆に理解していたこと。すなわち、通常はロービームで走行し、対向車がいない場合にはハイビームに切り替えるのが正しいのだと信じて、そのような心構えで運転してきました。37年間も。結果、殆どハイビームに切り替えることなんてありません。
第二十条で、走行用前照灯とすれ違い用前照灯という記述があります。
走行用とすれ違い用。
”走行用”は、いいですよね。走行時に点灯する。でも、”すれ違い用”って?そんなのあったっけ?。。。
この書き方だと、走行時には走行用前照灯、すれ違う時=対向車とすれ違う時に、すれ違い用に切り替えるということです。通常、自動車の前照灯は、ハイビームとロービームですが、この法律と照らし合わせると、ハイビーム=走行用、ロービーム=すれ違い用ということのようですね。
カーセンサーの調査では、86%が私と同じ勘違いをしているとしています。
結果は一緒なんです。
つまり、対向車がいなければ、ハイビームで、対向車がいる場合には、ロービームで走る。都会だと、殆ど、対向車がいるので、ずっとロービームで走ることになっているでしょう。でも、心構えはまったく逆。
通常走行時はハイビーム、対向車があったらロービームに切り替え
が正解です。
そもそもの理由は、ハイビームでないと歩行者を発見しにくいからだったのです。実際そうです。特に最近は、黒っぽい服が主流なせいもあり、ハイビームでないと歩行者がぎりぎりまで見えないケースが結構あります。ヒヤっとしてばかり。
走行時は、ほとんどいつも対向車がいるので、結果的には、ハイビームを使う機会が少なくなっているのも確かなこと。しかし、歩行者保護のためには、ハイビームをデフォルトにするように、心構えを切り替えないといけないですね。
でも、この理由、本当かな。。
後付け感も拭いきれません。