【ODRピックアップ】2060212 インバウンドーーー!
旧暦の正月を迎えて、オンライン上のメッセージは、「新年快楽!」や「Happy Lunar New Year」, 「Happy Tet(ベトナム)」などが飛び交っています。子供の頃の田舎では、祖父や祖母が「旧正月」といってお餅などをくれたので、少しはそうした意識がありましたが、学生になり都会に出てきてからは、その言葉は聞かなくなっていました。しかも、毎年時期が変るのでわかりにくい。。。
仕事をしてからも、聞く事はあまりなかったのですが、ここ数年、「爆買い」という言葉とともに、国際関係で御付き合いする中華系の人々が増えてきたために、この時期になると意識しています。
一方、出身地で友人たちと創業した地元の会社は、例にもれず人口減に悩む地元のために、地方創生、外国人招致、インバウンド消費というキーワードの元、外国人旅行者や県外、市外からの顧客を呼び込もうと、策を練っています。ターゲットは、やはり一番来日が多くなっている中華系(中国、台湾)および東南アジアからの旅行客です。基本は地元の売り物、魅力を発掘して、PRしていこうというもの。
当社の東京事務所にも、地元の温泉や名所、グルメなどのパンフレットのコーナーを設置してみました。
特に、NHKのドラマで真田丸の放送が始まり、沼田市も重要な拠点として登場しますから、このチャンスは絶好のPR。
そう。
インバウンド戦略に限らず、それをビジネスとして成立させるには、売るものをターゲットとなる人=顧客に、報せて、認知してもらい、来てもらう、買ってもらうのが必要です。それを受けて、繰り返しきてもらう、口コミで広めてもらうという継続的な集客が意味を持ってくるのですから。ただ、ここの難しさは、多くの広告に埋もれてしまうということ。目立つためには、マスメディアを使ったり、直接出向いてPRするとかで露出を増やすか、あるいは、前述のTV番組とタイアップしていくとか、いずれにしてもお金がかかりそうなことに行き着いてしまうこと。
先に広告を展開して集客し、集客しながら中味を整えるというのがいいのでしょうが、私も含めて日本人特に地方では真面目な方々が多く、「まずは中味を整えてから」となり、広告費がとれないパターンが多いのではないかと思います。
そしてもう一つの難しさは、空港や港を持たない地方都市特有の交通の便。
空港に降りてから、目的地までに車か鉄道を使いますが、距離があり時間がかかること。短い滞在の旅行者には、数ある選択肢から選ぶ時に、障害となってきます。これをどうするか。課題は多いですが、徐々にクリアしていくしかありません。
ところで、沼田市は、タレントのタモリさんが上京して最初に目指した場所だそうな。その理由は?以下の番組で明かされます。
明日だ!!