【ODRピックアップ】20160222 英国シュガータックス
通っているジムに行って気がつくのは、
「ジムに通っている人は太っている人が少ない」
ということです。当たり前でしょ?という気もしますが、
「では痩せようとジムに通い始めた人はどこに?」
という疑問が湧きます。
そういえば「痩せたい」という知り合いをジムに誘ったら、
「痩せるまでいけない」
という不思議な返事が!
そうか。。。みんなジムに来る前にダイエットして、ウォーキングしたり、ランニングしたりして痩せてからくるのか。。。って、ジムに来なくてもいいじゃないですか?笑
実際、日本人の多くは太っていることを気にしているといっても、そういう方が海外にいくとまったく目立たないくらい欧米には太っている人が多いです。寧ろ彼らに言わせると日本人は無理に痩せようとして不健康だと見えるようで、元気にオニクを露出しています。笑笑
欧米にいくと食事時に、その量と甘さやオイル加減などで
「この人達食べ過ぎ」
と実感します。しかも、ファストフードのそうした高カロリー食を食べ続けた子供が糖尿病になったことをお店の責任として訴訟にする親がいるそうで、そもそも、健康やダイエットコントロールに対する考え、取組みが我々とはまったく異なるのだと思えます。だから、次のような法律に委ねるのもあるのでしょう。
イギリスの医師会が導入を提案したのは、「砂糖を含む清涼飲料水や炭酸飲料を対象に約20%の税金」をかけようというもので、これには、将来の糖尿病予備軍を減らす必要が大きいと言われています。
というのは、日本だと、医療費と同時に見た目という動機が働いていますが、イギリスは、前述のように痩せ過ぎじゃ不健康ということと、さらには、基本的には医療費が無料なので、病気になったらお金がかかって大変というモティベーションが働かず、「病気になったら国費で治療」という気持ちから。
(ただ、これは業界の反対により見送られた模様です。)
甘いものを減らせば痩せるのか?という疑問もありますが、経験的には、痩せます。
体のメカニズムとしても、脳へのエネルギーは、糖質から生成されるブドウ糖です。
脳のエネルギー源は、通常ブドウ糖だけ。 :: Science@Sugar
だから、糖質を押さえていくとこれが不足しますが、脳はまず「もっと糖を」と指令を出します。それでも、糖質を充分とれないと、脂肪を分解し始めるので、痩せるのです。糖尿病の人が痩せるのは、インスリンが血中の糖を分解して脳に運べなくなるので、脳が脂肪を分解するよう指示するためです。(私の場合、急性だったので、実際に、10日で10Kg痩せました)
それにしてもイギリスの食事は、フィッシュアンドチップス、スコーン、甘い紅茶。。。そして、ハンパない量。。。法律で規制されなくても、控えればなんとかなると思いますよ 笑笑笑