【ODRピックアップ】20160323 アニソンの真理
子ども向けのアニメソングにも深い真理が盛り込まれた歌詞があります。いや、寧ろヒット狙いのポピュラーソングには盛り込めない哲学にも似た考えが盛り込まれている事があります。
少年ジャンプ連載中のワンピース。
実は愛読していてコミックス全巻保有してます。TVでも毎週日曜日に放映しているが主題曲(よく変わる。以下は昔のもの)がいいのです。
「We are.」
サビのたった2行にリーダーが語るべき、あるいは振る舞うべきことの神髄があると思っています。
それからのこと。。。これは今を起点に考えると"それ"という時点があり、"それ"のさらに先を語ろうということ。そして、
これからのこと。。。。"それ"がその先の未来のためのある時点だとすると、今から"それ"までに何をするかということになります。
会社でいうなら、例えば、ベンチャー企業だとすると
"それ"がIPOで
"それからのこと"は、IPOしたあとの更なる野望であり
"それ"=IPOのために今からなにをするかということ。
そもそもIPOは、資金調達の手段であり目的ではありません。ベンチャのリーダーはこの主題曲の様に未来を描き語れるべきなのでしょうね。
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そして、ディズニーアニメ「王様の剣」。
主人公アーサーが、魔法使いマーリンとともに魚になって堀の池を泳ぐシーン。
♪左と右、昼とよる、上下、四角と丸、たかさとひくさ、あちらとこちら
つまりは、世の中は相対的なもの。自分の位置だって、見る場所によって左になったり右になったり。ある立場の正義は、反対の立場の悪にもなりうる。ある立場の合法はそれによって不利益を被る側からは不法かもしれません。
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朝青龍は、相撲界の規範・横綱への期待(法)に沿わない行動で、引退に追い込まれてしまいました。暴力沙汰ですから、規範がどうだ、品格がこうだという以前に、マズイのでしょう。(でも個人的には好きな力士でしたよ)
政治家の小沢さんは、「法に触れていない」と強調しますが、法があとからついてくることもあります。立法の立場にいる人がいうのはどうかと。
だって、自分に都合悪ければ、違法にしなければいいですものね。