【ODRピックアップ】20160527 民泊活用
東京オリンピック2020がどうなるのかいろいろと火種はありますが撤回というのは前代未聞なのでまずはどうにか実施されるのではないかと楽観視していますが、押し寄せる来日客に備えての受け入れ準備の一つとしての「民泊」は法的な議論や作法の懸念などが議論されるなか、実は着々と経験値を重ねています。民間は逞しい!!
それを追いかけるように政府も全面解禁案を提示。
米国アリゾナ州。
「旅行者がホテルチェーンを利用する代わりに、地域経済の利益に直接貢献するのを後押し」することで、ホテルチェーンに頼るのではなく、地元資源で地元経済をコツコツと盛り上げるという流れができてきています。
ふと思いつく。
出張や旅行だけでなく、ちょっと気分転換に一泊とか、遅くなってしまうので事務所付近で民泊なんていうのもアリなんじゃないかと。さっそく、AirBnBでオフィス周辺を物色してみました。
千代田区一番町付近
Ichibancho ゲストハウス&お部屋 - Airbnb (エアビーアンドビー)
”3043円/シェアルーム”や”3918円/まるまる貸し切り”から始まって、5000円台〜9000円台、15000円、70000円台まで、60件近い物件が表示されてきました。
部屋のタイプは、「シェアタイプ」と「まるまる貸切」のタイプがあり、前者はユースホステルのような共同部屋、後者は1部屋を貸切で使えるようです。当然前者は少し安く泊まれますが、プライバシーではなく触れ合い重視。またそれに伴うリスクもあるかもしれません。部屋の貸し主である「ホスト」は、ネットを通じてコンタクトします。支払いは、電子決済のみ。予約時点で口座情報は回収されます。
保証金が必要な場合もありますが、多くは部屋や立地に鑑みると格安で泊まれます。
また、所有者の個性が溢れる調度品なども楽しめるほか、「マンガ完備」の部屋などもあって、オモシロい。
ただ、10000円出すのなら、ホテルのほうがアメニティ的にも、セキュリティ的にもいいのかもしれません。ホテルの場合、部屋が狭い場合は多いですけどね。
で、都内の場合に気になるのは、ホスト=所有者の写真で見る限り、邦人でない?ように見える場合が多いこと。アリゾナ州の記事にあるような「地域経済の利益に直接貢献」になっているのかどうかは、ちょっと疑問なところではあります。