【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20160726 休日の半蔵門はランチに困る
家族がそれぞれ別々に出掛けてしまうと、家にいても時間を持て余すか、ダラダラと過ごしてしまうので、何か仕事を見つけて事務所にやってくることが多い今日この頃。
所謂、休出です。
ブラック企業です。
いや、無理矢理働いている訳でもないので、薄いグレーか?
ビジネス街の休日は、車の通行量も少なく、人通りも少なく、静かに過ごせて、仕事もはかどる。特に追いつめられている訳でもないので、心理的にも余裕があり、なかなか快適。
しかし。
ここ半蔵門付近の唯一の難点は、食事場所が軒並み休日になること。平日は、道の両側に、ランチのとれるレストランがひしめき合います。端から列挙すると。。。
タイ料理、夜スナックのランチ、ゆでたろう1、イタリアンレストラン、喫茶店1、キッチンジロー、ドトール、弁当屋、喫茶2、中華、パン屋、そば、刀削麺、ホテルのレストラン、居酒屋ランチ1、和食レストラン、喫茶3、ゆでたろう2、喫茶4、とんかつ、インド料理、富士蕎麦、ステーキハウス、カレー専門店、居酒屋ランチ2、牛丼。。。
ざっと26店。毎日変えても、1ヶ月かかります。更に、それぞれの交差点から信号を超えて少し歩けばまた別の店があるので、ホントに便利。
しかし、これが休日となると、このうち、営業しているのは、牛丼のみ。。。
ドトールですら閉まっています。せめて喫茶店は営業して欲しいなぁ。。。
喫茶店といえば、先月の英国のEU離脱BREXIT騒動のあと、名古屋の喫茶チェーン「コメダ珈琲」が上場しました。売り出し価格が1960円で高めだと言われていた通り、初値はマイナス。その後少し上がったりもしましたが、7月18日現時点で1867円、100円マイナス。実は持っています。。。売れないじゃん。どうしてくれる!コメダ!!毎週土曜日に朝食食べにいっているのに。証券関係者によれば8月配当とかいろいろあってもう少し持っていればいいというアドバイスにすがっています。
コメダ珈琲と言えば、名古屋。
名古屋と言えば、サービスが満載の喫茶店モーニングが有名です。
確かに、コメダ珈琲を初めとして、名古屋の喫茶店のモーニングは凄い。珈琲1杯に、トーストや卵だけでなく、大盛りサラダは勿論、焼きそばやコロッケやカレーまでもついてくることがあります。”モーニング”のボリュームじゃない。
このボリュームを出せるということは採算が合うということで、つまりはそれだけの集客があるということ。しかも名古屋は、多くの喫茶店が同じように豪華モーニングを提供しているということで、大きな”喫茶店モーニング市場”が成立しているわけですが、こうなるまでにどのような道のりを辿ったのでしょうか。先に市場があったのか、モーニングが市場を創ったのか?
調べてみると、一説によると歴史的には、
- 繊維産業が盛んであった愛知県(一宮や豊橋など)で、商談で朝はやくから集まった人達が朝食をとりながら打合せをするという需要があった。そこである喫茶店が始めた”オマケ”がついたのが始まりという説が有力。
- 周囲の喫茶店がサービス競争を始めてオマケが充実していく。
- 充実したオマケによって来客が増える。口コミで広まる。
- 満足感からリピーター増える。一般の人々にも広がっていく。
- 顧客増加。業績向上でさらにサービス強化、充実。
(あとは、3−5の繰り返し)というように、最初に朝の喫茶ニーズがあったということのようです。
やはり、朝食を外で食べる、あるいは朝から喫茶店にいくというニーズがなければ、休日の半蔵門のようにお店は営業しないでしょう。
ただ、モーニングサービスが素晴らしいから人が集まり成功した。。。というのは、非常に考えにくいので、休日の人が少ないここ半蔵門での喫茶店充実は、とても難しいでしょうね。。。