【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20170110 明るいコートのススメ
※本日より13日までインド出張。狂犬病、腸チフス、A型肝炎の予防接種バッチリ
もう冬至は過ぎましたが、相変わらず暗くなるのは早く、夜道の車での裏通り走行は路肩を歩く歩行者が突然視界に現れてヒヤリとします。
これは、車のライトだけでなく、人々のコートの色が大きな要因だと思います。
通勤時に、電車内でのコートの色を改めて見回してみると、黒、紺、濃いグレー、茶色系がほとんどのように見えます。日中使い、通勤、通学使いの場合には、あまり鮮やかな色でなく、前出のようなよく言えば”落ち着いた”、悪く言えば”暗い”系のコートがTPOにも合わせやすいからだと思われます。
これは日本だけではなく、世界的にもその傾向。例えば、定点カメラのEarthCam(アースカム)でニューヨークのタイムズスクエア付近を見ても、やはりみんな黒い!
遠目で見て黒以外の人は少数派です。
最近特に心配になります。平和に対する過信。自分が何もしなくても大丈夫。何か起きても自分のせいではない=自分には害が及ばないという振る舞い。感覚ではなく振る舞いです。それは戦争とかではなくて日常生活にも。例えば、横断歩道のない道路をゆっくりと横断する人がいます。こちらは車で接近している。歩行者は視界に入っているはず。こちらをチラッとみたりもします。しかし、
「車だから止まれ、ぶつかったらお前の責任だ」
とでも言いたげに、引き続きゆっくりと横断する。
こちらはやむなく速度を落とし、場合によっては停止し、それでも、歩行者はスマホ画面を見ながら、何事もなかったかのように、黙々と歩いていく。。。
夜の道でも同じ感覚ではないでしょうか。夜道で、左側の路肩を黒っぽい服装で歩き、車にぶつけられることなどありえないという過信。仮に責任が車にあろうとも、怪我したり命を落とすのは自分自身です。最低限の自己防衛をして然るべき。
そこで、提案。コートは明るい色を着ましょう。特に夜間、暗い道を歩く人は、白といわなくても、白の入った色、例えば千鳥格子の柄にするとかにするのはどうでしょう。車からの視認性をよくするのは、車のためでなく、ご自身のため。
ちなみに私も千鳥格子。