【北毛再起動】20170112 地方創生企画もの
”宮崎をどげんかせんといかん”といって、見事再生させたのは、タレントから知事に転身したそのまんま東こと東国原英夫氏ですが、まさに我々の想い
”沼田をどうにかしねえとだめだいねぇ(どげんかせんといかん)”です。
これ、都市部にいる地方出身のビジネスマンのある年齢になるとみんな思っていることのようです。一度は、見切りをつけて、離れてしまった故郷ですが、ある年齢になると、後悔とともに、なにか恩返しができないか?と思い始める。
同世代の仕事仲間と飲んだりすると、「なにかできないか」と思っているという熱い語りで盛り上がります。
沼田市の人口統計では、総人口は、数%~10%前後で減っているのは正に”少子化”傾向ですが、20歳~24歳の人口が前後に比べると30%くらい少ないのは大学進学や就職などで離れるからでしょう。都会で自分を試したいという気持ちとともに、地元では就職がない、面白い仕事ができないということも大きな要因だと考えます。
地方衰退の要因として、共通しているのは、人口減。その理由は自分たちが街を出る決断をした理由が根底にあり、仕事がない、未来がない、自分はなにかできるはずだ、と思い卒業して都会に居場所を求め、今に至ります。
そして今、
こうした背景、実情を踏まえて、生まれ故郷で、
”自分が身につけたスキルや人脈を元に”
関連した事業により、市の産業を活性化し、故郷に戻ってくる、戻ってきやすい、戻ってくる事を促進し、故郷を活性化するために、
何かができるのではないかと思い始める。。。
どの地方でも、共通なのは、産業がない、働く場所がないことが大きな課題。
だから、故郷に戻るときに、
ビジネスをこれから始めようとする人、
相談したい人、
情報交換したい人、
技術を求める人、
海外への販売をしたい人
等々、
同時に、若い人たちが、地元で働いたり、ベンチャーを起業したりすることがしやすくなっていくことも重要。
地元出身のビジネスマンたちの、仕事の拠点、受け皿、"たまり場"として、地元の若い力を支援しながらそんな場所を目指し、産業を育成していくための会社
への受け皿となる会社や団体が必要となってきます。
この構図は、多くの地方で同じではないでしょうか。
故郷を捨てて都会で生きてきたアラフィフ世代
=>故郷のために何かをしたいと思っている
若手が地方で起業できるように支援
=>受け皿となる会社や組織、団体
どこかのTV番組で、各地方のこうした動きを取り上げて、シリーズでやらないかしら?