【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20170126 見えていない絵、聴こえていない音
TV映像などの一コマに、特定の画像を入れておくと、視聴している人の潜在意識に訴えかけ、意図した行動を取らせるという手法があります。サブリミナル効果というやつ。映画やドラマなどでも犯罪に関連する手法として取り上げられていることがあります。TVーCMなどに、一定の間隔である商品の画像を差し込んでおくと、その商品が欲しくなるという手法=サブリミナルは禁止されています。
日本放送協会 国内番組基準:
通常知覚できない技法で、潜在意識に働きかける表現はしない。
見えていない絵だけど、影響している。買い物くらいならいいけど犯罪を助長することだってありうる。恐怖心を煽ります。
昔からよく言われてきたので周知度は高いでしょう。
音についても。
コンビニ前には、深夜に徘徊する若者たちをさけようと、モスキート音を流しているそうな。ちなみに私には聴こえません。娘たちは聴こえことがあるそうですが、これに限らず聴こえていない音は日常生活に溢れているようです。(聴こえていないので断言できず)
作曲家の故・玉木宏樹先生は、絶対音感の持ち主で、常人にはわからない苦労があったようです。氏曰く、ピアノなどはペダルを踏まない限り音が自然に減衰・消滅していくのでまだ良かったのですが、電子音などの減衰しない音の和音が街中で聴こえてくると、「頭おかしくなりそう」といって、「とりあえずビール飲もう」と居酒屋へ誘われたものです(笑)。
あの世からのつぶやき|“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~|ライフスタイル|ヨミモノ|QuonNet
音に対して人間は結構無防備で、耳を塞いでも骨伝導で音は聴こえてしまうそうで、振動レベルの音だと無意識なのに影響を及ぼすこともあるそうな。風力発電のプロペラ音などは、意識できない周波数で体調を悪くする人もいると聞いています。
で、わざわざ聴こえていないものを音化する試み。
聴いてみるとわかりますが、入りの悪いラジオの雑音のような連続に混じって、短いメロディーみたいなものが聴こえてきます。でも、個人的にはこれ嫌いじゃないかも。水の中にいるような気分にもなります。ホワイトノイズか?
お母さんのお腹の中にいるときに赤ちゃんが聴いているのは、ホワイトノイズというそうで、これを応用した赤ちゃん向けグッズで、「ホワイトノイズスリープサウンドマシーン」というのも商品化されています。Amazonなどでの販売しているので検索して観てください。