【お題】20170220 落とすのはハンカチだったっけ?
「ハンカチ落とし」というのは、私の世代ならきっと一度は遊んだことがあるのではないかと思います。
丸く輪になって内側を向いて座り、オニとなったコがハンカチを持って、輪の外側を廻るように走り(あるいは歩き。)、適当なコの後ろで、そのハンカチを落としていき、一周廻ってくる間に、落とされたコが気が付かなければ、そのコが次のオニになります。もし気が付けば、そのハンカチを持って、落としたコを追いかけてタッチすれば、またそのコがもう一度オニとなり、同じことを繰り返し、オニが次々と交代していくという遊びです。これを随分遊んだように覚えています。(空いている場所に座ればよいという方式もあり)
まあ、お金もかからず、危険も少なく、場所もとらないし、すばしこさが発揮できて競争要素もあり、年齢差の影響も多くないので、男女を問わず、大勢で遊べるのが、よかったのではないかと思います。
ところで、成人してから、昔の遊びの話題として、この遊びのことが出ました。前述のように共通の遊びの話題として盛り上がったのですが、遊びの名称について、何気なく私の口から出たのは、
「手拭い落とし」。
その瞬間、友人たちは、
「へ?」という顔になり、次に
「何何?もう一回言って!?」
。。。「て。。手拭い落とし?」
「なにそれ〜〜?おもしろ〜い!」
「”手拭い”ってなに〜〜〜?最近見てないね〜〜〜!?」
と、笑いの渦となりました。
確かに、私が遊んでいたときは、北関東の田舎だったためでしょうか。子供たちはハンカチ=ハンカチーフではなく、手拭いを使っていました。ハンカチではなく手拭い。またはよくてタオル。
更に思い出すのは、カラオケなどがない時代、バス旅行で移動中、交代で歌を歌い、歌っている間に、次々と何かを手渡しで廻していき、歌が終わった瞬間に、それを持っている人が次に歌を歌うっていう遊び、やりませんでした?
この時に廻したのも、手拭いでした。だから、この遊びの名称も、「手拭い廻し」でした。
素朴な素朴な時代の遊びです。
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今週のお題「何して遊んだ?」
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