【ODRピックアップ/半蔵門ビジネストーク】20170407 楽観しやすく凹み易くマヒしやすい
人様のブログやSNSの書き込みが流れてくる。いつもはチラ見しかできずに見過ごしてしまう膨大なタイムライムも休日などにボンヤリと眺めているとなんとなく流れというか潮流というかが見えてくる。見えてくるような気がする。
とても楽観しやすい人がいる。ちょっとした触れ合いや気付きを最大限に捉えて高らかにアナウンスし自分の周りの環境や人脈に幸せを感じるという。それはそれで幸せなことだろうしそういう環境ができているのはきっとその人の努力や人徳や良運の御陰なのだろうと思う。ところでしばらくすると同じ人物が凹んでいる。努力や人徳や良運が活かせずあるいは期待に添えずもしかすると失敗に終わったのか、落ち込みからネットを辞めることを宣言したりもする。努力して人徳に溢れ人脈がある人だから沢山の励ましと慰めと共感のメッセージが溢れ、それらに支えられて励まされてやがてまた明日から頑張ると立ち直りの兆しのリプライが返されて楽観的な彼に彼女に戻って行く。
楽観し易い人に楽観的なことをいう人がいる。励まし上手は人の落ち込みにも兎に角励ます明るいメッセージに溢れている。楽観し易い人は楽観的なことを言う人の楽観的な激励に少し前の凹みのつらさにもマヒしてしまってまた楽観し、しばらくするとまた凹みをくり返す。
楽観し易い友人も少なく楽観的でもない私はそんなタイムラインを眺めながら与えられなかった運のなさを悔やみつつまあいいかと楽観し、してこなかった努力と築けなかった人脈のなさに改めて凹みつつ更新されていないかとリロードをくり返す。
それはある意味の楽観であり凹む気持ちでありマヒしてしまった向上心。