【半蔵門ビジネストーク】20170411 長い時間をかけて移動することにある価値
※当記事より、カテゴリー名を短くしました。
改めていうまでもないが、地球は広い。1周約40,000km。時速1000kmで飛んでも40時間=1日と16時間かかる。実際の話としては、地球一周でなくとも、例えば時差12時間のアメリカ東側へ11時間かけて飛んでいって、会議にでる。そこに住む人に逢う。そこに集まって来た人たちに会う。美味しい其の土地の料理を食べる。世界遺産を観光する。そこでしかできないことをする。。。時間をかけて移動して新しい貴重な体験ができる。素晴らしい。
でも、この移動は必要だろうか?これからもずっと必要なのだろうか。
これはいいかえると、
そこでしかできないことは、本当にそこでしかできないか?
という問いになる。
(ここでは、世界遺産観光やその土地の料理を堪能することのために移動をすることは認めることにしよう。観光は移動も含めた旅そのものを気持ちのリフレッシュのためにすることに価値があるだろうから(リフレッシュ=旅行なのか?という議論はあるけれど))
会議、人にあうための、主に仕事のための現地への移動については、本当に意味があるのかその都度見直してみたい。
年一回の重要な会議?
そこへ行かないと会えない世界的に著名な人にあえるからいくのか?
会議に出るのは、議論したいから、議論するべきだから、肉声を聞かないとわからないからと思い、2008年から毎年何度も其の類いの会議に出て来たが、実は行って得られたのは、会議の内容ではなく、
「自分がそこへいったという広報効果だけ」
だった。それから
「日本から一人だけというレア感」。
スピーカーとしても何度も登壇もしたけれど、参加者は内容を聞いてくれたのか?本当に価値ある内容ならTV会議でリモート参加でいける筈。事実、会合のキーマンは度々TV会議での講演をしていた。
といいつつ今年もODR FORUMがある。テーマは司法へのODRによるアクセスの向上で、細かいeCommerceの話はなさそうだ。登壇もなさそう。でも、行きます。
広報効果を期待して。
ちなみに、当社はパリ会合でのAcademic Sponsor に引き続いて、スポンサーとなるつもりだ。
https://www.odr-room.com/ODR_Sponsor%20Opportunities.pdf
ODR FORUM2017 in Paris 開催。