【半蔵門ビジネストーク】20170609 欧州よお前もか
すでに実施されている米国入国時のESTA、オーストラリアのETAS、カナダのeTAに続いて、
兼ねてより情報開示されていた欧州版が発表になっており、すでに公式Webサイトも公開されています。
正式名称翻訳は、欧州渡航情報認証制度。シェンゲン協定国に他の国の国民でビザ免除の国の国民が入国する際に必要となります。2020年からの施行を予定しており、トランジットの場合でも必要となります。この目的は、ベルギーなどでのテロの対策の一環で、前述の既に実施済みの他の地域の施策に類似のものであり、事前にチェックしてセキュリティを高めつつ入国時の拒否を減らすための施策とされています。
有効期限は最大5年。支払いはクレジットカードのみとの発表です。また各渡航許可の費用と有効期限は以下の通りです。
米国 ESTA 14ドル 2年間
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1
オーストラリア ETAS 無料(結果的に有料 20ドル程度) 12ヶ月+3ヶ月
※政府公認サイトがないので移民局や旅行代理店などの有料サイトで行う。リンクは検索して探しましょう。
カナダ eTA 7カナダドル 最長5年
欧州 ETIAS 未確定 最長5年
未公開。
11日からフランスに出張しますが、一瞬ビビりました。「申請してない?」と。。
2020年からでした。。。ふぅ。。。
いずれにせよこれで「呪文」が増えたわけで、続けて発音すると、イースタ、イータス、イータ、イーティアスとなります。といっても続けて発音する必要はありませんが。。。