半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【半蔵門ビジネストーク】20170622 2024年固定電話がIPに

【半蔵門ビジネストーク】20170622 2024年固定電話がIPに

 

当社のお客様は外資系が多く本国との電話をIP電話にしてコスト削減をされるところも多いのですが、時に、本国のIP機器と効果的に接続するために、日本国内の事業者が扱っていない機器の場合に、思わぬコストがかかってしまい実現しない場合が多々あります。

その場合、節約できる電話料金と設備投資のバランスを見て、あまり電話頻度が多くなければ、見送りということも選択肢。日本ではまだまだPSTN(公衆電話交換回線網)をインフラとしている設備の上に構築されていることが多いのです。

 

ところが、2024年を目指してNTTがこれをIP網に切り替える計画が具体的になりつつあります。

 

(以下の記事は、2ページ目以降を見る為にはログインが必要です)

itpro.nikkeibp.co.jp

 

f:id:emandai34:20151209173053j:plain

 

NTTの公衆電話網は、企業からのアクセス回線が局舎の加入者交換網につながり、そこから県外につながる中継交換機の2層構造になっています。これらを、すでにNTTが構築済みのNGNに繋げるIPルーターに切り替えることになります。

しかし、当初は、企業から局舎までの通信の仕組みは変わらないそうな。現在のメタル回線を残して通信を行うために変換装置を介すことになる。。。それは国際通話の際の障害にはならないのだろうか?

それが規格上できないとなると外資企業はまた困る。。。2017年秋の計画確定を待つしかないが。。。