【半蔵門ビジネストーク】20170622 2024年固定電話がIPに
当社のお客様は外資系が多く本国との電話をIP電話にしてコスト削減をされるところも多いのですが、時に、本国のIP機器と効果的に接続するために、日本国内の事業者が扱っていない機器の場合に、思わぬコストがかかってしまい実現しない場合が多々あります。
その場合、節約できる電話料金と設備投資のバランスを見て、あまり電話頻度が多くなければ、見送りということも選択肢。日本ではまだまだPSTN(公衆電話交換回線網)をインフラとしている設備の上に構築されていることが多いのです。
ところが、2024年を目指してNTTがこれをIP網に切り替える計画が具体的になりつつあります。
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NTTの公衆電話網は、企業からのアクセス回線が局舎の加入者交換網につながり、そこから県外につながる中継交換機の2層構造になっています。これらを、すでにNTTが構築済みのNGNに繋げるIPルーターに切り替えることになります。
しかし、当初は、企業から局舎までの通信の仕組みは変わらないそうな。現在のメタル回線を残して通信を行うために変換装置を介すことになる。。。それは国際通話の際の障害にはならないのだろうか?
それが規格上できないとなると外資企業はまた困る。。。2017年秋の計画確定を待つしかないが。。。