【半蔵門ビジネストーク】2070921 画像でバレる
友人がオフィスに遊びに来たが、持っていたバッグが同じだった。モデルも色も。しかも色はレアなのに、こんなに身近にカブリがあったとは、悔しいよりも驚き。
その後、更に驚いた。
ひとしきり其の話に花が咲き、写真のアップの承諾を貰って、某SNS:facebookに掲載すると、少し後に、このメーカーのPR記事がタイムラインに現れ始めた。
掲載した写真には、ブランド名は出していない。リンクも貼っていない。同社のサイトへも訪れていない。にも関わらずだ。
ということはシステムが写真でこのブランドを認識したことになる。
因にGoogleの画像検索では、この画像をネタとして検索すると“bag"画像は出てくるが、ブランドに絞れる訳ではないので、SNSの検索機能がブランドまで探し当てたことになる。恐るべし。
さてこの。
facebookでは、”いいね”をすると、そのこと・その記事が、友人となっている人々のタイムラインにも紹介される。私が、誰かの記事に”いいね”をすると、そのことが友人たちのタイムラインに紹介されるのである。例えば、私が誰かの政治的な記事に”いいね”をするとそれがみんなに表示される。
ところで、”いいね”はお付き合いでつけている場合もある。友人たちのパーティーの集合写真に”いいね”をする。決してパーティーに参加したわけでも、その集まりが好きなわけでも、参加したいわけでもないが、”いいね”をするとそれらのパーティー写真が私の友人たちのタイムラインに表示されていく。
するとそれを見ている人には、
「万代は最近パーティー多いな」
と錯覚しやすくなる。そして後日面談した時に
「最近はパーティーばかりなの?」とか
「友達関係が派手」
とか言われるのである。
決してパーティーに参加したわけでも、好きなわけでも、参加したいわけでもないのに。
このように誤解されるから”いいね”には気をつけたほうがいい。画像の内容も解析され蓄積されているから気をつけよう。例えそれが悪用されなくても。