【半蔵門ビジネストーク】20171106 「相手の時間」も大切に
命が有限である以上、最も大切なのは時間だ。
自分の時間を一番大切にすべきだ。自分の時間を自由にできる権利があるのは自分だけだ。
だから反対に他人に自分の時間を粗末に扱われたり軽視されるとショックを受ける。場合によっては憤りを感じる。
持ちつ持たれつの関係かもしれない。今回は借り、次回は返すということかもしれない。相談して情報を得てそれで終わりでは相手の善意に100%寄りかかっているだけだ。お茶一杯で終わりかよ!と思うかもね。少なくとも情報提供はしたいものだ。それが相手の役に立つ情報かどうかを考えるだけだって価値がある。結果として役立つ情報提供ができれば相手の時間と引き換えだ。ギブアンドテイクになる情報は用意すべきだ。
但し、何度も同じ情報提供をするのはいけない。「それ前回も聞いたよ」となれば時間を無駄にしているのと同じだ。情報を準備しないで、その場で頑張って情報を提供しようと絞り出すとこうなる。お互いの時間を大切にするために、「それは前回も伺いました」と途中で伝えよう。
愚痴をいうのは最悪だ。聞いているほうは何かソリューションを提供しなければならないと思う。愚痴の場合、相談でもないので、ソリューションが提示されても実施する気はない場合が多い。気持ちをぶちまけてスッキリだからだ。
これやってくれない?適当にちょちょっとやってくれればいいからさ。
依頼する人は悪気はない。あまり時間を使わずに品質に拘らずに負担にならない程度にやってもらえればいいからと言う意味だろう。これは別の意味での時間軽視だ。プロ相手に適当にやらせるのは時間の価値の無駄遣いだ。
【958記事】