半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【半蔵門ビジネストーク】20171208 確かに物流"業"は生き残る

【半蔵門ビジネストーク】20171208 確かに物流"業"は生き残る

 

運送業だった父親が私の就職に際して、

「せっかく大学を出たんだ、好きな道へ行け」といいつつ、

「しかしな、いくらコンピュータが発達しようと物流は必要だ。なくならない」

と、寂しそうに豪語した記憶はもう35年前。

 

物流はなくならないが

35年後の今も、物流はなくならないでいます。親父よ正しかったな。むしろ、流通量は増え配送会社の負担は増え、労働環境問題も起きている。

 

確かに、物流業は、物質伝送装置でも発明されない限りは続くだろう。しかし、物流業の運転手業はもしかするとヤバいのかもしれない。。。

jp.techcrunch.com

ヨーロッパを横断する自動運転トラック輸送団が実際に運用された。これが意味するものは、物流業のますますの発展と、物流業に関わる人と運転手業ビジネスの不要化?だ。

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物流業に関わる人と周辺ビジネス

自動運転トラックの実現により輸送費の75%とされる運転手の人件費が削減される。また24時間移動できるトラックにより輸送効率があがり、スピードも低減して燃料費も抑えられる。つまりは、運転手の失業、ガソリンスタンドの売り上げに影響し、さらに街道沿いの運転手休憩施設、食事所、宿泊施設などが影響を受けることになる。なにせ24時間走り続けるのだ。高速道路が開通したようなものだ。物流業は生き残る。しかし、運転手、街道沿いの宿泊、サービスエリア、食堂、ガソリンスタンドは、生き残れるだろうか。自動運転トラックに特化した別のサービスを提供する必要がある。。。あるだろうか?そういうサービス?

 

ただ、人件費には手をつけないという情報もある。

wired.jp

これは、”公社”という性質上、現時点で人件費を削る=雇用に悪影響ということは言えないからだけかもしれないが。

 

親父よ正しかったな。ある意味においては。。。