【半蔵門ビジネス雑談】20180226 SNSがいっぱい
仕事で貰った名刺。「仕事でいい関係を創りましょうならいいけど、友達申請して、ご飯の写真を見せられてもね」というCMがある。最初の頃はそうした緩い関係も嬉しかったが、だんだんとランチの写真にもうんざりしてくる人も多い。
すでに多種多様
このCMは、そうした仕事関係の繋がり専用のSNS=Eightのものだが、確かに、インターネットは、SNSで溢れている。文字制限のあるTwitter、いいねのスタイルが豊富なfacebook、写真中心のインスタグラム、仕事色の強いLinkedIn。その他にも、前出のEightなど枚挙に暇がない。
それぞれは用途や情報発信のスタイルが異なり特徴となっているが、同時に世代別の棲み分けが自然となされているようでもある。
インスタグラムは、若い世代が中心。facebookのような中年以上は少ないようで、また入って来て欲しくないような声も時折聞く。Twitterは、各世代がほかのSNSとの組み合わせで使っていることも多いのかな?LinkedInは仕事中心、Eightはそれの日本版というところか。
メールに代わる
新しい企業では、メールではなくSNSを活用しているところもある。メールのような時差が許容される場合は、通常の書き込みによる情報共有で、即時性が求められる場合には、相手が読んだかどうかを知ることができる内蔵のメッセンジャーを使い分けている。
税務署が見ている
SNSでは、友達としての繋がりを許可した相手だけに情報の公開範囲を指定できるが、より多くの人や、知り合いだがまだ友達として繋がっていない人たちにも情報を公開したい場合には、自分が思いも寄らない人にも、情報公開=自分のプライバシーを知らせることになる。
行動範囲や行動内容を見ているのは、興味本位の人ばかりではなくて、税務署の調査官も見ている場合があるので注意が必要。納税が遅れているのに飲み会三昧だと、眼をつけられてしまう可能性もある。
一人歩きする
また、書きこんだ内容の本来の文脈ではない捉えられ方をして、おかしなトラブルになってしまう可能性もある。実際に起こっている例も紹介されている。
SNSは自分の情報や主張を発信し、不特定多数に自分放送局として発信しているようなものだ。特に意図しない結果を招いている例もあり、自分放送局のディレクターとして発信内容をコントロールし、問題が起きれば自分自身で対応することも必要となる。
元の木阿弥
用途別にいろいろなSNSを始めるが、全部に個別に書き込むのが面倒なので、連携機能を使って、例えばTwitterに書き込んだら他のSNSにも書き込むようにすると、元の木阿弥で読んで欲しくない情報を発信している場合があって、また混乱。笑