【半蔵門ビジネス雑談】20180319 プロ意識って技術じゃないんだ
プロである。
私も、私の周囲も。その周囲も。
仕事で報酬を得ているのでプロである。
ビジネスで関わる人々はみんなプロ。。。であろう。
プロ意識が欠如しているという言い方がある。
報酬分、役にたっていない?のか?
技術力、スキルが報酬に見合わない?のか?
プロである以上、技術はあることが前提だ。スキルが見合っていることが前提だ。
プロ意識の欠如とは、「”プロ”であるという自覚がない」ということだ。
それは技術やスキルや役立ち度合いではなく、”何がプロなのかということの認識が違っている”ことだ。
つまり。
ある課題を解決するのに、解決さえすればいいってもんではない。
- まず解決までの時間が、解決した成果が有効である時間内でなければならない。決算までにシステムができていないといけないとか、成人式までに着物がないといけないとか。
- 次に、コスト。時間はコストでもあるので、それも含めて、予算の許容する費用以内で解決しなければいけない。コストと時間は少し油断するとすぐに超過する。「湯水のように流れる」というのはよくいったものである。
- これらを把握し、管理するために一番大事なのが、進行管理。スキルやリソースをもとにスケジュールと作業分担を設計し、それらを関係者に周知し、理解させ、週ごとに場合によっては日ごとに、タイムリーに、状況を把握し、遅れていれば対策を施し、時間とコストと結果が目的に合致するようにしていく。
コストと時間、進行管理を認識できないのはプロではない。
そういいたい。