半蔵門御散歩雑談/ODR Pickups

株式会社ODR Room Network

このブログは、株式会社ODR Room Networkのお客様へのWeekly reportに掲載されている内容をアーカイブしたものです。但し、一部の記事を除きます。ODRについての状況、国際会議の参加報告、ビジネスよもやま話、台湾たまにロードレーサーの話題など、半蔵門やたまプラーザ付近を歩きながら雑談するように。

【読書/映画感想】20180402 平積み本の読書感想

【読書/映画感想】20180402 平積み本の読書感想

 

当ブログをスクロールしていただくと右欄の下部に「カテゴリー」別のリンクがあり、そこの中に、【読書/映画感想】というリンクがある。その名の通り、読書した本や鑑賞した映画の感想をネタバレもチョイ入れて、なるべく早い公開を心がけて書いている。中には古い本もあるが、基本的には新しい本=まだ書店なら平積みになっている時期の、話題作あるいは書店員お薦めの本が多いはずだ。

映画も出張の機上で見たものなどで、日本公開されていない作品のものもある。それなりに情報価値はあるつもりである。ただし、前述のようにネタバレしているので、これから鑑賞したり読む予定の場合はご注意。

 

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なお、日々追加更新されているので最新はこちら。

www.odr-room.net

 

新しい方から29タイトルを再リンク公開。

 

【読書/映画感想】20180125 キングスマン ゴールデン・サークル

 

【読書/映画感想】20180125 キングスマン ゴールデン・サークル キングスマンの続編。 微妙に断片的なネタバレ的な。 あらすじ イギリスの秘密諜報組織キングスマンは、前回の闘いでガラハッド(ハリー)を殺され、エグジーが後継者となっている。しかし、…

【読書/映画感想】20180115 花のさくら通り ー 人は誰かに指摘されたくないのだ、それが正しいことであっても

 

【読書/映画感想】20180115 花のさくら通り ー 人は誰かに指摘されたくないのだ、それが正しいことであっても 業績悪化した広告制作会社が、シャッター通りになりかけた商店街に引っ越してくる。街の活性化に関わり、プライベートなことや、古いしがらみ、…

【読書/映画感想】20180105 ユニバーサル広告社 〜 あなたの人生売り込みます 〜

 

【読書/映画感想】20180105 ユニバーサル広告社 〜 あなたの人生売り込みます 〜 昨年の秋のドラマは豊作だった。 過疎化した小さな港町に写って来たユニバーサル広告社がシャッター通りとなった街を活性化していく物語。 www.tv-tokyo.co.jp さくら通り商…

【読書/映画感想】20171230 ザ・サークル

 

【読書/映画感想】20171230 ザ・サークル 毎日facebookやらTwitterを使っている我々だが、それがもたらすかもしれないプライバシーの問題は誰もが恐れつつ、自分は大丈夫だと思っている、思いたいのだ。 あらすじざっくり 父を介護するメイ・ホランド(エマ…

【読書/映画感想】20171219 無限連鎖

 

【読書/映画感想】20171219 無限連鎖 米国同時多発テロの9.11の衝撃醒めない2004年の作品。 かなり雑に「あらすじ」 9.11後、厳しくなった輸出入の落とし穴をついて持ち込まれた300トンのC-4プラスティック爆薬により、主要な橋とトンネル、…

【読書/映画感想】20171215 素晴らしきかな、人生

 

【読書/映画感想】20171215 素晴らしきかな、人生 欧州出張の機内で見て一人号泣していた。ウィルスミス、キーラナイトレイ、ヘレンミレンなどが出演の映画だ。 ciatr.jp あらすじ 愛する6歳の娘を病気で亡くした父(ウィル・スミス)は現実に向き合えずに…

【読書/映画感想】20171120 ペガサスの解は虚栄か?

 

【読書/映画感想】20171120 ペガサスの解は虚栄か? ざっくりとあらすじ ”コーキョ”跡の地下深く隔離されて稼働するスーパーコンピュータ「ペガサス」が、 「人類を減らした方がよい」 という演算結果を出し、アウトプットは非公開にされた。オーロラとの情…

【読書/映画感想】20171102 ブラック企業に勤めております

 

【読書/映画感想】20171102 ブラック企業に勤めております 主人公が故郷に帰って入社した企業がブラック企業だったという設定だ。5編からなる。 「会社は社会の反対だ」 「会社は社会の反対だ」という本社会議でのコメント。社会の反対だから、社会の当た…

【読書/映画感想】20171027 プラチナタウンから和僑へ

 

【読書/映画感想】20171027 プラチナタウンから和僑へ 4年前、故郷に地方創生を目指して会社を設立するちょっと前、楡周平の「プラチナタウン」に膝を叩いた。そのまま実現するのは無理だとしても同じような発想でなにかやれそうだと。 そして4年。実はま…

【読書/映画感想】20171004 IWGPシリーズ 裏切りのホワイトカード

 

【読書/映画感想】20171004 IWGPシリーズ 裏切りのホワイトカード 「PRIDE」で終わりなのかと思っていたこのシリーズだが、その後2014年「憎悪のパレード」2016年の前作「西一番街ブラックバイト」から約1年で、最新刊が出て来た「裏切りのホワイト…

【読書/映画感想】20171002 銀翼のイカロス 半沢直樹が戻ってきた

 

【読書/映画感想】20171002 銀翼のイカロス 半沢直樹が戻ってきた 遺書から始まる。 自殺した副支店長が残した遺恨。経営再建に苦しむ国策航空会社を巡る政府と再生屋と銀行。背景にある私怨と隠蔽。過去にあった実話(JAL再生、民主党政権、有識者会議解散…

【読書/映画感想】20170922 クラウドテロリスト

 

【読書/映画感想】20170922 クラウドテロリスト 邦題は、テロリスト側にたった翻訳になっているが、原題は、The Cloud Collector。テロリストの企てをインターネットから集めて暴いてリークして同士討ちさせて計画を阻止して捕まえるというものなので、テロ…

【読書/映画感想】20170906 「ゴルゴ13と政府」の小説と不在効果

 

【読書/映画感想】20170906 「ゴルゴ13と政府」の小説と不在効果 憲法に縛られて国際的危機に動けない政府は、ついに最終手段を検討。敵対勢力国の暗殺をゴルゴ13に依頼しようと計画。しかしゴルゴ13が受けてくれないかもしれない。そこで、ゴルゴ1…

【読書/映画感想】20170821 全てが”F”になる

 

【読書/映画感想】20170821 全てが”F”になる 天才科学者 マガタ・シキ(14歳)による殺人事件から15年。 www.odr-room.net 新たな展開。またも同じ妃真加島の研究所で殺人事件が起こる。しかも殺されたのは、マガタ・シキ本人と伯父。そして時を同じく…

【読書/映画感想】20170816 御社のデータが流出しています 吹鳴寺籐子のセキュリティチェック

 

【読書/映画感想】20170816 御社のデータが流出しています 吹鳴寺籐子のセキュリティチェック 80歳越えのご婦人サイバーセキュリティコンサルタントの吹鳴寺籐子が主人公のセキュリティ事件小説。よくありそうな情報漏洩事件で、セキュリティホールは人間…

【読書/映画感想】20170801 創業社長死す 高杉良 著

 

【読書/映画感想】20170801 創業社長死す 高杉良 著 長く続く企業は、どうしたって創業者とその一族だけでは続かない。子孫に継承し続けられる場合もあるだろうが、子供が跡目を継ぎたくない場合もあるだろうし、その能力がない場合もありうる。そうして生…

【読書/映画感想】20170705 四季(春・夏・秋・冬)著:森博嗣

 

【読書/映画感想】20170705 四季(春・夏・秋・冬)著:森博嗣 四季といっても、季節のことを描いた小説ではありませんで、天才少女・真賀田四季(マガタ・シキ)の生涯(生涯というのには語弊がある)とその影響を描いた四部作。 しかも、マガタシキに関し…

【読書/映画感想】20170630 青白く輝く月を見たか

 

【読書/映画感想】20170630 青白く輝く月を見たか あらすじ 消息をたった人口知能オーロラを積んだ潜水艦は長く通信が途絶えており、AIの暴走が危ぶまれている。世界中どこへでも発射できる核弾頭搭載ミサイルが装備されたままだからだ。ハギリ博士と局員ウ…

【読書/映画感想】20170614 最終決戦と絶体絶命

 

【読書/映画感想】20170614 最終決戦と絶体絶命 このタイトルをつけてから思い浮かんだのは、「空前絶後」。さっき見たTVのバラエティに、サンシャイン池崎が出ていたからだ。 「くぅ〜〜〜〜〜ぜん!。。。ぜつごのぉ〜〜〜〜」 っていう人。 さておき。。…

【半蔵門ビジネストーク】20170530 施してはいけないのか? 「マラケシュの声」エリアスカネッティ著作から【読書/映画感想】

 

【半蔵門ビジネストーク】20170530 施してはいけないのか? 「マラケシュの声」エリアスカネッティ著作から【読書/映画感想】 出張で、いわゆる先進国以外にいくと、必ず物乞いをする人々に出会う、あるいは目にすることになります。 イスラエルでは、ビー…

【読書/映画感想】20170529 なんで題名がパルプか?

 

【読書/映画感想】20170529 なんで題名がパルプか? amazonの欲しいものリストから送られた本の感想です。 日本翻訳史上の最高傑作と言われたこの小説。 チェールズ・ブコウスキー「パルプ」。 ”パルプ”とは、かつて米国で、三文小説や記事が印刷されている…

【読書/映画感想】20170427 それは経費で落そう

 

【読書/映画感想】20170427 それは経費で落そう 「それは経費で落そう」 著:吉村達也 少し前に読んだ、「それは経費で落ちません」という小説があるが、そちらは、題名通り「それは経費で落ちません」という経理部員が主人公の経済がらみ小説。こちらも同…

【読書/映画感想】20170414 魔法の色を知っているか?

 

【読書/映画感想】20170414 魔法の色を知っているか? あらすじ シンポジウムに出席するために、チベットのナクチュにきたハギリ博士一行は、クーデターに巻き込まれる。おかげでシンポジウムは中止、しかし、世界的科学者ヴォッシュ博士に出会い、交流を深…

【読書/映画感想】20170406 私たちは生きているのか  著:森博嗣

 

【読書/映画感想】20170406 私たちは生きているのか 著:森博嗣 一連のハギリ博士とウグイとウォ—カロンの未来シリーズ。www.odr-room.net あらすじ 逃げ出したウォーカロンが集まっているという情報をもとに、南アフリカの村を調査に訪れるハギリ博士とウ…

【読書/映画感想】20170401 エイプリルフールのエイプリルフールの。。

 

【読書/映画感想】20170401 エイプリルフールのエイプリルフールの。。 国家間の陰謀。それに踊る警察機構、政治家、反社会的組織。 最近の書店の平積み文庫本は、この分野が本当に多い。 そして現実にはそんなことはないとばかりに、重要ではない揚げ足と…

【読書/映画感想】20170331 風は青海を渡るのか

 

【読書/映画感想】20170331 風は青海を渡るのか? あらすじ 人口細胞移植により寿命が極端に延びた未来だが、人類はその代わりに生殖機能を失ってしまった。しかし、チベット辺境に、まだ子供が生まれている集団が有るという情報によりハギリ博士と局員ウグ…

【読書/映画感想】20170324 デボラ、眠っているのか?

 

【読書/映画感想】20170324 デボラ、眠っているのか? 細胞培養によって生まれるウォーカロンが人類にとってかわるのか? www.odr-room.net このあとの世界を描く作品の一つ。 あらすじ ハギリ博士は、路上で「デボラ、眠っているの?」という周囲には聞こ…

【読書/映画感想】20170308 彼女は一人で歩くのか?

 

【読書/映画感想】20170308 彼女は一人で歩くのか? 人間に近いアンドロイド(映画「ブレードランナー」)やロボット、あるいはアバター的なものが、人間のように行動するSF(映画「サロゲート」)はこれまでもあった。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ブレ…

【読書/映画感想】20170224 ロボット・イン・ザ・ガーデンでタング・ロス

 

【読書/映画感想】20170224 ロボット・イン・ザ・ガーデンでタング・ロス オビにも書いてあるが、本を読み終わってしまたことが寂しいと感じたのは久々というか、初めてかもしれない。 あらすじ すれ違い夫婦の庭先に現れた旧式のロボットを巡って家を出て…